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イソギンチャクモエビ


イソギンチャクモエビ

[和名・種類]

イソギンチャクモエビ

[学名]

Thor amboinensis

[英名]

Squat shrimp

[名前の由来]

磯巾着藻蝦。イソギンチャクに共生するモエビのこと。
別名、セクシーシュリンプ。

[分布]

インド洋太平洋の熱帯・亜熱帯域

[科名]

エビ目コエビ下目モエビ科

[特徴・生態]

 浅海のサンゴ礁に生息する、モエビの仲間。
 体調は約2cmになります。体型は太くて短いです。体色は不透明の濃褐色の地色に、大きな円形の白斑が点在します。額角は眼柄よりも短く、上縁だけ2個〜4個の歯があります。複眼も白色です。
 ハタゴイソギンチャクなど大型のイソギンチャクや、サンゴの表面に共生します。頭胸甲と尾を、上方に反らせて行動します。
 観賞用や水族館で飼育されます。

[観察・感想]

 イソギンチャクモエビの写真です。
 イソギンチャクモエビの別名は、セクシーシュリンプなんていう名前が付けられています。たぶん、お尻を上げてフリフリする動作がセクシーなので、セクシーシュリンプって呼ばれるようになったんだと思います。アクアリウムの世界や、ダイバーの間では、セクシーシュリンプの名前で通っているみたいです。いちよ和名は、イソギンチャクモエビです。
 イソギンチャクモエビの名前の由来は、イソギンチャクと一緒に暮らしていることから。か弱い小さなエビなので、すぐに魚に食べられてしまうため。イソギンチャクに守ってもらっています。イソギンチャクが捕まえた餌を、こっそりと食べたりもしているんじゃないかなーと思います。イソギンチャクの方には、どんなメリットがあるのかわからないけど。イソギンチャクモエビを食べようとして近付いて来た魚を、エサとしてゲットできたりするのかな?
 海水魚を多く取り扱っている観賞魚店では、イソギンチャクモエビも売られていることがあります。値段はちょっと高いけどね。

[写真撮影]

2011年07月18日

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