[レポート] |
タコクラゲの写真です。
タコクラゲっていっても、タコの仲間ではありません。クラゲの仲間になります。クラゲの他にも、イソギンチャクやサンゴも、同じ仲間になります。タコの仲間って、貝類とかカタツムリも、タコの仲間だったりするんだよね。外見からは想像が付かないけど、生物の分類の不思議です。
タコクラゲでも、パラオに生息するタコクラゲの一種です。外敵がいない、エサを必要としないなどの理由から、毒は持っていません。獲物を捕らえる必要がなくなったので、退化してしまったようです。その代り、太陽の光を浴びるために、日の当たる場所に移動しているみたいです。体の中に褐虫藻を共生させており、その褐虫藻が光合成を行うことで、エネルギーを得ています。
でも、タコクラゲの子供時代は、まだ体内に褐虫藻を取り入れていないので、自分で餌を捕まえて食べる必要があります。プランクトンなどを食べるのかなー。 |