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ニホンアカガエル


ニホンアカガエル

[和名・種類]

ニホンアカガエル

[学名]

Rana japonica

[英名]

Japanese brown frog

[名前の由来]

日本赤蛙。日本を代表するアカガエルのこと。

[分布]

本州〜九州

[科名]

無尾目アカガエル科

[特徴・生態]

 平地から低山の草地、森林、田んぼなどに生息する、アカガエルの仲間。
 体長は、4cm〜7cmになります。背面は褐色、または赤褐色ですが、個体差が大きく、時期や環境によって変化します。体の背面は、ほとんど無斑紋です。低い皮膚隆起を囲んで、不明瞭な黒褐色斑があります。頭部側面に、黒斑があります。左右の背側皮膚隆起は、鼓膜後方でわずかに外に向きます。
 後肢は前方に伸ばすと、脛踵関節が吻端に達します。
 食べ物は、落ち葉の下にいる小さな節足動物などを食べます。
 鳴き声は、キュッキュッキュッと、こもったような声で連続して鳴きます。
 1月〜3月、球形の卵塊を水溜りの底に産卵します。卵数は500個〜2000個です。オタマジャクシは体長約35mmになり、5月〜6月に変態して上陸します。
 真冬でも暖かい日には見られることがあり、冬眠しない個体もいます。

[観察・感想]

 ニホンアカガエルのカエルの写真です。
 カエルの仲間の中では、良く見かけることのできる種類のカエルだと思います。個体数そのものが、他のカエルに比べると、多いようです。ですが、宅地開発され、湿地や田んぼがなくなってきている現在では、カエルは貴重な生き物なのかもしれない。実際、私は一年に数回程度しか、カエルに出会うことがありません。
 ニホンアカガエルの卵は、タピオカです。初めてタピオカというスイーツを見た時は、カエルの卵にしか見えなかった・・・。タピオカという名称で、カエルの卵が出てきても、見分けがつかないと思うし。そんなわけで、タピオカが日本に上陸した頃は、食べる勇気がありませんでした。ナタデココなどと同様に、新しいスイーツとして、話題になったんだけどね。実際にタピオカを食べてみると、一度食べればもう十分かなーって感じでした。
 子供の頃、家の近くに田んぼがあり、そこにはニホンアカガエルの卵がたくさんありました。卵を取ってきて育てたりもしたんだけど。育て方が良くわからないので、うまくいったことがなかったです。今なら、熱帯魚飼育用の器具が揃っているので、育てることはできるけど。数百匹のオタマジャクシが生まれてくると困るので、育てたことはないです。
 あっ、もちろん、カエルの卵は、食べたことないですよ。

[写真撮影]

2008年09月07日

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