魚類と、爬虫類との中間に位置する動物のグループです。
両生類が初めて地球上に姿を現したのは、デボン紀の終わりごろでした。魚類の総鰭類(そうきるい)から進化したと考えられています。初めて陸上に上がった脊椎動物です。
その後、石炭紀、二畳紀にかけて非常に繁栄しました。非常に大型の両生類もあらわれ、2メートルに達するものもいました。
しかし、三畳紀にはほとんどが絶滅してしまいました。現在ではこれらの種は生き残っていません。
現存する両生類はわずかに3目のみで、アシナシイモリ目、サンショウウオ目、カエル目だけになります。 |