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ナマコの一種


ナマコの一種
[和名・種類]

ナマコの一種

[学名]

Holothuroidea

[英名]

Sea cucumber, Sea slug

[名前の由来]

海鼠。

[分布]

[科名]

棘皮動物門ナマコ綱

[体色]

淡紅色

[時期]

通年

[特徴・解説]

 棘皮動物門に属する無脊椎動物の総称です。
 潮間帯〜深海の海に広く生息しています。淡水域・汽水域には生息していません。ときに大きな集団を作ります。
 体が細長く腹面と背面の区別があり、口が水平に向くなどの特徴を共有しています。外見では左右相称ですが、体の基本構造は棘皮動物に共通した五放射相称です。体表は刺や硬い殻はなく、比較的柔軟な体壁に覆われています。骨格の発達が悪く、細かな骨片が体壁に散らばっています。
 無脊椎動物としては大きくなる方で、体長数十cmになります。最大種のクレナイオオイカリナマコは体長4.5m、直径10cmになります。
 雌雄異体ですが、外観から見分けるのは困難です。
 あまり活発に活動せず、海底をゆっくりと這います。海底に降り積もって堆積した有機物(デトリタス)を、触手で集めて食べます。強い刺激を受けると、肛門や口から内臓を放出するものもいます。再生力が強く、吐き出した内臓は1ヶ月〜3ヶ月で再生されます。
 世界に約1500種、日本には約200種が分布しています。食用になるナマコは、マナマコなど約30種類あります。寿命は5年〜10年です。

[観察・感想]

 またしても、謎の生物を発見しちゃいました。
 真夏の暑い時期、放置していて溶けだしちゃったキャラメルのような、そんな感じの謎の生物。いちよこれでも、生きてるんですよ。ウネウネとちゃんと動いていたので。でも、動いていたから、なおさら気持ち悪かったんだけど。
 正直なところ、ナマコなのかどうかも、良くわからないんです。ウミウシの仲間かなーとか、ゴカイの仲間かなーとか、ホヤとかホシムシとかヒラムシとか・・・。良くわかんない海の生物って、意外といっぱいいるんですよー。ある程度の見分けの知識くらいは、身に付けたいなって思っているんですが。頻繁に見かけるわけじゃないから、見慣れないっていうのもあるし。
 身体には丸の模様が規則的に並んでいました。しかもわかりやすいように3列。気持ち悪いから触らなかったけど、下側も同じようになってるんじゃないかなーとか、勝手に想像してみました。そうすると、4列あるってことで、放射状になっている。そこで、棘皮動物かなって想定してみました。
 自分の専門分野はひきこもりなので、ひきこもり以外の世界のことは、良くわからないんですよ(^^;)

[写真撮影]

2009年03月28日

野比海岸
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ナマコの一種
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