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ダルマワシ


ダルマワシ

[和名・種類]

ダルマワシ

[学名]

Terathopius ecaudatus

[英名]

Bateleur

[名前の由来]

達磨鷲。赤い顔をし、他のワシに比べてやや寸胴なため。

[分布]

アフリカ

[科名]

タカ目タカ科

[鳴き声]

-

[時期]

-

[特徴・生態]

 アフリカのサハラ砂漠以南の、サバンナや低木地、開けた森林に生息する代表的な鳥類の一種。
 全長は約60cm、翼開長は約180cmになります。尾が短く、止まっている時はずんぐりしているように見えます。頭、腹、肩と、風切羽は黒色です。背と尾は栗色です。裸出した眼先と足は赤色をしています。翼の幅が広くて長く、尾は極端に短いので、飛行する姿は特徴的です。
 上空を円を描きながら飛翔し、曲芸でもするかのように急降下や回転飛行を行ないます。他のワシの仲間と違い、飛ぶ時に少し体を揺すりながら、楽々と飛び回ります。木の上をねぐらとし、明け方の冷え込みが去るとすぐに飛び立って、1日のほとんどを空中ですごします。1日に300km以上飛ぶといわれています。
 営巣形態は、大木に大型の巣を作ります。巣立ちまでの日数は90日〜190日で大きな幅があります。
 食べ物は、ヘビ、トカゲ、ネズミ、小型のレイヨウ、小型の哺乳類などを捕食します。腐肉も食べます。動物園では、馬肉、ラットなどを与えます。
 外見に似合わず、臆病な性格をしています。

[観察・感想]

 清原選手が、ダルビッシュ投手を中5日で先発で回すから、ダルマワシという名前ではありませんよ。顔がダルマさんに似ているので、ダルマワシという名前が付けられたみたいです。ダルマといっても、日本には生息していない野鳥なんですけどね。日本国内では、動物園で見ることができます。
 タカ科に似ているハヤブサ科、ヘビクイワシ科、コンドル科なんていう仲間たちもいます。日本では、オオワシやオオタカが有名ですね。それに比べると、ダルマワシっていう名前は、なんだかちょっとかわいそうな名前ですねー。
 英名の「Bateleur」は軽業師っていう意味で名付けられたそうです。名前の由来は、ダルマワシの飛翔する姿が軽業師のようだからだとか。

[写真撮影]

2006年03月20日

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