池沼、湿地に生息するカンムリヅルの仲間。
全長は約100cmになります。頬の部分は白ですが、繁殖期になると白い部分も赤くなります。冠羽はオス・メスともにあります。
夜間は樹上で休みます。湿地に草を積み上げた塚状の巣を作り、1羽のヒナを大切に育てます。
雑食性で、昆虫、節足動物、小型哺乳類、果実、種子などを食べます。地面を叩いて、驚いて飛び出してきた獲物を捕らえて食べることもあります。
カンムルヅル属の別種、カンムリヅルは、形態に差が無いことから亜種とする説もあります。カンムリヅルより体が灰色で大きいのが特徴です。なお、ウガンダでは国鳥に指定されています。 |