そらいろネット > 日記メニュー > 1998年05月
 ちーず。の日記1998年05月
mixiチェック このエントリーをはてなブックマークに追加
 

1998年05月01日(金) Title:診察
 今日から正式に愛犬のお散歩デビューです。3回のワクチン接種が終わったので、お散歩に連れて行っても大丈夫だとのお墨付きももらいました。大型犬だと3回のワクチンが終わるころには、だいぶ大きくなりますね。
 精神科のメンタルクリニックの診察。なんとなく自分とは相性が合わないような感じがします。先生の言っていることを聞いても安心できないというのかなー、心からそう思って発言しているわけじゃなくて、仕事だから喋っているって感じがします。本当は話をするのが好きじゃないような、そんな感じがします。

1998年05月02日(土) Title:歯医者
 今日も愛犬のお散歩。
 怖い怖い歯医者です。でも先生は怖い人ではなくて、優しい感じの人です。いつも大きなマスクをしていて顔は見えませんが、優しくて二枚目風の感じがしていました。ところがマスクを外した姿は、完全に三枚目。こんな顔をしていたのかーと、だいぶがっかりしました。もっとカッコイイ人だと思って憧れていたんです。精神科のクリニックの先生も、ここの歯医者の先生みたいに優しい感じの人なら良かったのになー。
 歯医者の帰り、電気屋に寄ってコンポの値段を偵察。一番安い店で買おう。

1998年05月03日(日) Title:本屋
 本屋に行って雑誌の立ち読み。
 家に帰ってから、友達に電話をしてみました。ゴールデンウィーク中なので、一度くらい会えたらいいなーと思いまして。

1998年05月04日(月) Title:散歩
 愛犬のお散歩。やっと最後のワクチン接種が終わったので、少しずつお散歩に行く距離も長くしています。あんまりお散歩慣れしていないせいか、まだ子犬だからなのか、道の真ん中でウンチをすることが多く、オシッコも一ヶ所で足を上げずにしています。大人になると、いつの間にか足を上げてオシッコをするようになるんだろうなー、なんか複雑な心境です。

1998年05月05日(火) Title:ゲーム
 友達からゲームを借りたり、借りていたゲームを返したり。ゲームにおいては資産家ですね。特にパソコンのゲームをたくさん持っています。

1998年05月06日(水) Title:散歩
 友達と会い、愛犬の散歩に付き合ってもらいました。犬好きの友達なので、助かります。愛犬も懐いているみたいです。

1998年05月07日(木) Title:誕生日
 自分への誕生日プレゼントとして、ミニコンポを購入しました。最近はとても小さな小型のコンポもありますが、値段がちょっと高くなるので、大きいコンポを購入。CDのチェンジャー3枚分、MD、カセット2つ、それにラジオが装備されています。
 電源を投入してみましたが、リモコンが効かない。本体のリモコン受信部分が故障していたみたいです。新品と交換してもらいました。安いコンポだから、故障が多いのかな?

1998年05月08日(金) Title:シャンプー
 愛犬のお散歩と、シャンプー。だいぶ大きくなってきたので、台所の給湯器でのシャンプーはできなくなりました。お風呂場でシャンプーをしています。愛犬にとってシャンプーは、楽しいのかな?嫌がったりとかはしないけど、やっぱり喜んだりもしません。

1998年05月09日(土) Title:買い物
 今日は買い物。

1998年05月10日(日) Title:散歩
 今日も愛犬の散歩です。

1998年05月11日(月) Title:潮干狩り
 愛犬を連れて、潮干狩りに行ってきました。初めての海岸に大興奮して、穴を掘りまくったり、走り回ったり、海の中に入ったりと大暴れです。長いリードを準備しておいたので、元気いっぱいに走り回っていました。犬は水を嫌うというイメージがあったんですが、うちの愛犬はまったく気にせず走り回っていましたねー。ゴールデンレトリバーだからかな。広い海に行って、開放感が味わえたのかもしれません。
 潮干狩りの結果はというと、残念ながら0個でしたー。小指の爪の先ほどの小さなアサリしか見付からなかったので、何も採れませんでした。

1998年05月12日(火) Title:診察
 今日は精神科の診察のため、メンタルクリニックに行ってきました。抑うつ状態との診断で診察を受けていますが、薬を飲んでいてもまったく良くなる感じはありません。予約制なのに待ち時間はとっても長いです。1時間〜2時間くらい待たされるのに、診察は3分くらいで終わってしまいます。どうしてもここのクリニックの先生とは、相性が合わない気がします。
 帰りにパワフルプロ野球を購入しちゃいましたー。ニンテンドー64なので、ゲームソフトの数が少ないですね。プレイステーションは面白そうなゲームがたくさん発売されているので、プレイステーションを購入すれば良かったです。

1998年05月13日(水) Title:シャンプー
 愛犬のシャンプー&お散歩。シャンプーは2週間に1回くらいのペースで、お散歩は1日1回のペースでやっています。お散歩は1日2回とか3回の日もあります。さすがに4回はないですね。先日、潮干狩りで砂だらけになってしまったので、緊急でシャンプーしてあげました。
 そして歯医者にも行ってきました。ふぅー、忙しいです。

1998年05月14日(木) Title:ケーブルテレビ
 ケーブルテレビが開通しました!うちは電波の届かない地区なので、鉄塔のようなアンテナを建てない限りテレビの電波を受信することができません。そのためケーブルテレビ局が開局した時から加入していましたが。自分の部屋でも色々なチャンネルが見たいと思って、ケーブルテレビのチューナーを設置してもらう工事をしました。
 これからは色々なチャンネルを楽しむことができそうです。

1998年05月15日(金) Title:散歩
 愛犬の散歩。仕事は休職中ですが、毎日、忙しいです。休んでいるヒマがありません。

1998年05月16日(土) Title:うつ状態
 毎日、うつ状態が続いています。友達と会ったんですが、あまりにも辛くて、途中で帰ることにしました。友達と会うのも、今日が最後になるのかなーなんて考えていました。

1998年05月17日(日) Title:-

-


1998年05月18日(月) Title:死
 ずっと悩み続けていた、死について。生きることに苦しめられ続けてきた。そしてやっと結論を出すことができた。自分は死を選ぶことにしました。死を決意した時、自分の心は生まれて初めて解放され、本当の自分らしさを取り戻し、心がとても軽くなりました。死を決意してからは、今までの苦痛に満ち溢れていた人生とは、まったく正反対なものでした。自分にとっては死はすべての救いだったんです。
 自分が持っているすべての薬を集めた。水を飲むと薬の濃度が下がってしまうかもしれないと思い、水は飲みません。遺書をしたためながら、一粒ずつ薬を食べる。どの薬もやや塩味があることを知りました。遺書を書き進めては薬を一錠食べを繰り返しているうちに、遺書を書きあげることができました。私の心の中にあるのは絶望や無念さではなく、達成感と開放感で満たされていました。
 そして最後に残った数十錠の薬をまとめて食べ、枕元に遺書を置き眠りに就きました。

1998年05月19日(火) Title:生
 とても残念なことに、私は死ぬことができなかったみたいです。目が覚めたら、私のすぐそばには愛犬と母親がいて、いつもと同じ天井が見えました。あれだけ大量の薬を飲んだのに、どうして死ぬことができなかったのか。死ぬことができなかったことに、とても後悔しています。飲む量が足りなかったのか、それとももっと別の物、漂白剤やバスクリン、シンナーなどを飲めば良かったのかなど、失敗の原因を色々と考えました。
 自殺未遂をして生き恥をさらすというのが、自分にとっては一番みっともないと思っていたのに。自分は一番みっともない人間になってしまいました。そしてまた苦痛に満ち溢れた生活が続くことに、激しく落胆しました。
 一番迷惑をかけない死に方だと、考えた末の決断でした。投身自殺も考えましたが交通機関に影響を与えるなどすると莫大な金額を請求されると聞いたことがあります。首を斬ることも考えましたが、愛犬のことを考えてやめました。電気で自殺しようとしても、ブレーカーが作動してしまうので死ぬことはできないと知っていました。青木ヶ原で見ず知らずの人間と一緒に死ぬなんてまっぴらです。自分にとって最良の方法で、一番確実な方法だと思ったんですが、とても残念でなりません。

1998年05月20日(水) Title:診察
 当然のこととは言え、医者に連れて行かれました。すでに処方された薬もなくなっているので、薬が必要だということもありました。私のうつ病の治療薬は、自殺未遂をすることも考えての処方だったようです。やはりうつ病では、医師の診察を受けていても自殺未遂をする人が多いそうです。そのためたくさんの薬を処方せず、大量に服用しても命に係わるような薬は処方しないようです。
 とりえず1週間分の薬を処方されて、その後、入院するか通院治療するか考えましょうということになりました。どうしても私は、この先生を信頼することができません。予約制で待ち時間も長いので、多くの患者さんを抱えている先生だと思うのですが、診察を受けても安心感を得ることができないままでした。

1998年05月21日(木) Title:電話
 結局、今まで通りの日常に戻ってしまい、いつも通り愛犬の散歩にでかけた。本来ならすでに自分は死んでいるはずなのに、何も変わらない日常に戻ってしまいました。
 会社から電話がありました。なかば涙を流しながら、近況報告をしました。

1998年05月22日(金) Title:本屋
 本屋に行き、ゲーム雑誌を購入。掲載されているパワフルプロ野球のパスワードを入力してみたら、ものすごい選手を作ることができました。試合で大活躍してくれそうな予感がします。
 本屋の帰り、愛犬のドッグフードを購入しました。食べる量が多くなってきたので、ドッグフードを購入する回数も増えてきました。今はビタワンをあげています。

1998年05月23日(土) Title:手紙
 先日の電話ではちゃんと話ができなかったので、会社に近況報告の手紙を送りました。会社のことを考えると、急激に気分が沈んでしまいます。今の会社に骨を埋める覚悟でいますが、会社に先輩の顔を思い出すと仕事に対して恐怖心がわいてきてしまいます。良い会社に巡り合えたと思っているんですが、とても苦手な先輩の存在があり恐怖心があります。

1998年05月24日(日) Title:本屋
 本屋に通勤しているわけではありません。立ち読みするために通っています。

1998年05月25日(月) Title:CD
 B'zのCDを購入したー!

1998年05月26日(火) Title:診察
 前回の診察から1週間後、親と一緒に精神科の診察に行ってきました。自分が喋る機会はほとんどなく、ほとんど母親が先生と喋っていました。母親は私に対してこうした方がいいといったことをアドバイスしてると言っていましたが、先生からはことごとくそういったことはしない方がいいと言われていました。そういったことばかり言ってると、追い詰められて最悪の場合、自殺に追い込んでしまうと言われていました。実際、母親と話をするのはとても苦痛で、私は追い詰められ、会話は耐えがたい苦しみでした。
 入院は月単位の長期間になってしまうけど、会社の都合がつくなら、入院した方がいいということになりました。紹介できる病院は、残念ながら遠い場所にある病院でした。遠すぎるので入院は無理かなと思い、一番最初に精神科の門を叩いた病院を紹介してもらうことにしました。初めて精神科の診察を受けた時、少し救われた気がしたので、あの先生なら安心できるかもしれないと思っていました。
 こうして2日後に入院が決まり、紹介状を書いてもらいました。今まではずっと、病名に「抑うつ状態」と書かれていましたが、初めて「うつ病」と書かれました。私はやっと自分の病気がわかったと安心しましたが、母親は逆に、どうしてうつ病になるんですかと聞いていました。抑うつ状態ではもっと症状は軽く、自殺未遂をすることもなく、治るのも早いけど、私の場合はうつ状態がひどく、薬を飲んでもほとんど改善されず自殺未遂をするまでに至ってしまったので、うつ病だと説明してくれました。自分の苦痛がやっと、先生に伝わったと感じました。

1998年05月27日(水) Title:歯医者
 今日は歯医者。歯医者は痛いし怖いし、苦手です。歯医者が好きな人はいないと思いますが・・・。明日から入院なので、治療中の歯はどうすればいいんだろう。

1998年05月28日(木) Title:入院
 今の状況から逃げ出したかった、すべてに縛られた生活から解放されたかった。自分にとってはたったそれだけの理由で、入院したかった。自分には休息の場所や安心できる場所がなく、常に緊張を強いられ、常に苦痛にさらされていた。精神科の入院は月単位になると言われていましたが、そんなことは自分にはどうでも良かった。精神科に通うことを反対されながら通院しているので、自分は悪いことをしているんだと自分を責め続けていました。自分は死ぬしかないんだと思っていました。
 初めて精神科の門を叩いた病院に戻ると、初めて会った精神科の先生はすでにいなかった。初診の時の先生の診察を受けた時、少し心が救われたような気がしたので、大きく落胆しました。初診だったこともあり、たくさんのことを聞かれて入院することになりました。
 精神科の病棟は鍵が掛けられ、自由に出入りすることはできない場所でした。牢屋のような病室もあり、まさか本当にこんな病室があるとは思ってもいなかったので異質な印象を受けました。自分が牢屋に入ることになるのかと思った。私の担当の看護婦がやってきて、主治医と同じことを聞き始めました。詮索されるのは嫌いな性格なので、さっきも同じ質問をされて答えたのでカルテを見てくださいと言ったんですが、手元にカルテがないというのでオウムのように同じ答えをする。これから入院するのに担当の看護婦がカルテすら持っておらず、目を通してもいないことに不信感が募る。チック症があることも言ったのですが、やってみせてくださいと何度も言ってくる。そのたびに首を振ってあげるんですが、もう1回、もう1回と永遠と言い続けるので、アホらしくなってきてテキトーに首をグルグル回して見せたら気が済んだらしい。何のためにやらされたのか意味がわからない、チック症なんて人に見られたくないことを、人前で何度も何度もやらされて私の人権は完全に無視されている。
 病室に案内されると、その看護婦はそのままどこかに消えてしまった。担当だったはずなのに、二度と戻ってくることはなかった。
 こうして大きな不信感を抱き、私の心は土足で蹂躙されて、精神科病棟での入院生活が始まった。

1998年05月29日(金) Title:入院2日目
 入院2日目。何もやることがないので、ベッドの上で寝ている。検査があるわけでもなく、主治医の診察があるわけでもなく、担当の看護婦が来ることもなく、何もやることがない。看護婦が休憩室で大声で喋って笑い声を上げているのが聞こえてくる。基本的に精神科の看護婦は、仕事をしないみたい。仕事がないわけじゃなくて、仕事をしないみたいです。
 食事の時間との放送が入ると、自分の分の食事を自分で取りに行く。食事は病室ではなくなるべくここで食べてくださいと言われたので、テーブルの並んでいるスペースで食事をした。精神科に入院しているのに、入院している人はみんなとても元気で良く喋ります。食事をしていると私のことを、「誰この人?」という声が聞こえ、周囲からの視線を感じる。どうやら私はここでは歓迎されていない存在の人みたい。長く入院している人たちにとっては自分たちのスペースなので、新しい人は毛嫌いされるみたいです。人に見られながら食事をするのは、とても苦痛です。決められたスペースで食事をしたのは数回のみで、結局、自分の病室で食事をすることにしました。
 なぜかこの病院では、食事前にお茶すら出ません。普通なら食事前に看護婦が病室を回ってお茶を入れてくれるものですが、ここの病院の看護婦は何もしないんです。私もこうしたらくな職場だったら、うつ病になることもなかったのかもしれない。

1998年05月30日(土) Title:入院3日目
 入院3日目、やっぱり何もやることがないので、ベッドの上で寝ている。普通なら朝、昼、夕と、体温や血圧を計ったり、その日の調子を聞きに来ると思うんですが、そういったこともありません。看護婦もやることがないみたいで、大声で喋っているだけ。
 精神科の入院なら、個別に看護婦が回ってきてカウンセリング的なことをやるんだろうと思っていたんですが、看護婦が病室にやって来ることはないですね。もし来たとしても、病室の移動の時だけ。きっとこの病室はやだっていう人がいるので、そのたびに移動させられるんだと思います。最終的に私の病室になったのは、4人部屋で3人がポータブルトイレの部屋。最悪です。一日中ウンコの臭いが充満して、とても苦痛です。
 入院生活はとても喉が渇きます。食事は出るんですが、飲み物が出ません。それに精神科の薬を飲むと、副作用で喉が渇きます。空調の関係で空気も乾燥しています。何か飲み物が欲しいんですが、ドアには鍵がかかっているため飲み物を買いに行くこともできません。水を飲みたくても飲むことができない環境は、とても辛いです。

1998年05月31日(日) Title:入院4日目
 入院4日目、やっぱり何もやることがないので、ベッドの上で寝ているだけ。看護婦に会うこともなく、医師に会うこともなく、1日が終わります。何をしに入院したのか、ここに来ても意味がなかった気がします。治療が受けられるでもなく、カウンセリングなどがあるわけでもなく。
 1週間に2回、入浴できる日があり、自分の入浴時間になったら呼びに来ると言われていたんですが。誰も来ることがなく、1日が終わる。基本的にここの病院の看護婦は、私には理解不能なことですが何もしないんです。入院初日に抱いた看護婦への不信感は、やはり思っていた通りの結果となりました。主治医が目の前で記入していたカルテを、担当の看護婦が目を通すこともなく、私がどんな病気で入院してきたのかすらも知らない状態でした。情報伝達がなく、組織としてまったく機能していないようです。患者が精神疾患を抱えているからという理由で、適当に扱われている印象です。
 食事が終わると、カップに入った飲み薬を取りに行きます。それを持って看護婦の前に1列に並び、1人じゅつ順番に看護婦の前で薬を飲まされます。その時、薬を飲むための水が用意されているわけでもないので、自分の貴重なペットボトルの水を使わなくてはいけません。精神科での入院は、水は命の水です。
 入院してもやっぱり、愛犬のことが気になります。どうしているのか心配でたまりません。私がいないとどんないたずらをするかわからないし、ウンチやオシッコがちゃんとできているかどうかも心配で。ご飯はちゃんと食べているのか、水はちゃんと飲んでいるのか、健康状態は問題ないのか、不安でたまりません。
メインコンテンツ
 ・家庭の医学
 ・身近な植物図鑑
 ・身近な昆虫図鑑
 ・身近な野鳥図鑑
 ・身近な貝殻図鑑
 ・身近な生き物図鑑
 ・ベランダ園芸
 ・三浦半島観光地図
 ・大人の塗り絵
 ・ゲーム情報局
 日記
 ・コミュニティー
スポンサードリンク


  日記メニュー  
1998年04月の日記 そらいろネットホーム 1998年06月の日記
Copyright そらいろネット(ちーず。) All right reserved