自分の今までの人生を振り返っても、楽しかった思い出っていうのが思い出すことができない・・・。同じ時間、同じ場所にいた人は、同じ経験を楽しかった思い出としてとらえているのかもしれない、でも自分には楽しかった思い出にはならない。きっとそれは、自分のネガティブな性格や、完璧主義的な性格がそうさせているのかもしれない。楽しかったと感じる思い出は、完璧でなければ楽しかった思い出として記憶されないから。
必然的に自分が覚えている記憶のすべては、辛かった経験で埋め尽くされる。今までも、これからも、すべて辛い経験でしかない。自分の人生も辛く悲しいものでしかない。
楽しいと思えたことがないから、死にたいって思うのかもしれない。まだ一度も経験したことのない、死というもの。経験したことがないからこそ、そこに希望のようなものを感じて、憧れ、求め続けるのかもしれない。
死にたいと願うのは自分にとっては当たり前の日常で、死にたくないと考えたことは一度もない。
今も死にたいと思っている、消えるように死んでしまいたいと願っている。自分にとってはただひとつの希望であり、願いである。
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