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素材・材質別植木鉢の選び方
素材・材質別植木鉢の選び方
素材・材質別植木鉢の選び方
素材・材質別植木鉢の選び方
園芸店に行くと、さまざまな植木鉢が売られています。素材もいろいろ、形もいろいろ、大きさもいろいろ・・・
いつも外見だけで選んでいませんか?
もちろんそれが間違っているわけではありません。園芸では、植木鉢の外見はとーっても重要で、植木鉢を変えるだけで、植木そのもののイメージがかなり変わってきます。
ところが、自分に合った植木鉢を選ぶことによって、管理がとってもラクになったりします。植物に合った植木鉢を選ぶことによって、植木の育成がググーンと違ってきます。
そんな時に役立つ、植木鉢の選び方をご紹介します。
通気性、通水性の良い植木鉢
通気性、通水性の良い植木鉢
朱温鉢などと呼ばれたりもする素焼きの鉢、ヤシやココナツ繊維で作られた鉢、木製の鉢は、とても通気性が良い植木鉢です。
これらの素材を使った鉢では、水分の蒸発がとても早いため、水をあげすぎても多湿になることが少なく、寝腐れすることもありません。水やりが上手ではなく、ついつい水をあげすぎてしまう人に向いています。余計な肥料分も鉢の外に排出してくれるので、肥料焼けの心配もいりません。初心者向きの鉢だと言えます。
素焼きの鉢は、衝撃に弱く割れやすいという欠点があります。とっても安価なわりには、場所をとったり、割れてしまったりするため、意外と店頭には売っていなかったりします。木製の鉢は、耐久性に劣る面があります。ヤシマット製の鉢も、やや耐久性では劣ります。
通気性、通水性の良い植木鉢
■ 素焼き植木鉢 ■
最近ではプラスチック製の鉢の方がポピュラーですが、とっても便利な素焼きの鉢です。泥鉢などとも呼ばれます。
サイズは号数で表し、1号が約3cmになります。
■ ヤシマットバスケット ■
吊り下げタイプのハンギングバスケットタイプが多いです。吊り下げるため、重量を軽くするために、ヤシマットを使っています。
■ 木製プランター ■
ちょっとオシャレな木製の鉢です。ワイン樽のような大型の物が多いです。耐久性が低いのが難点です。
鉢カバーとして使うこともできます。
一番ポピュラーな植木鉢
平均的な通気性の植木鉢
もっとも普通の植木鉢です。
さまざまな種類の植木を育てることもできる平均的なタイプです。素焼き、ヤシマット、木製に比べると、やや通気性で劣る面がありますので、極端な水やりなどは避ければ、問題なく使用できます。
一般的なテラコッタは普通タイプになります。
■ 惰温鉢・駄温鉢 ■
日本製の鉢ではもっともポピュラーな植木鉢です。
素焼きの植木鉢よりも高温で焼成しているため、固く、耐久性があります。
■ テラコッタ ■
現在では陶器製の鉢では主流になっているイタリア製テラコッタです。
通気性の良くない植木鉢
通気性、通水性の悪い植木鉢
持ち帰りも簡単だし、安くて丈夫。そんな理由でついつい購入してしまうのが、プラスチック製の植木鉢です。ですが、中の土は完全に密閉されてしまうため、多湿になってしまうことが多いのが特徴です。水やりのタイミングを間違えると、すぐに根腐れをしてしまいますので、水分のコントロールをしっかりと行いましょう。
実は上級者向けの植木鉢です。
プラスチック製の鉢を選ぶ時のポイントは、あまり売られていませんが縦にスリットの入ったものを選んだ方が根腐れしにくくなります。
陶器製の植木鉢でも、上薬などを使っているものは、こちらのタイプになります。
■ プラスチック製植木鉢 ■
100円ショップなどでも売っています。
値段が安く、軽いので扱いやすいのが魅力です。また、清潔でもあります。
耐久性は値段に左右されます。安い植木鉢は、比較的早くボロボロと割れてきてしまいます。
■ 化粧鉢 ■
陶器製の鉢に上薬を塗って綺麗になっています。手が込んでいるので、なかなか高価な品です。
和風の盆栽用の鉢、洋風のテラコッタでも、どちらも化粧鉢が売られています。インテリア性には優れています。
特殊な植木鉢
底に水がたまる植木鉢
ほとんど水やりをする時間のない人のための植木鉢です。植木鉢の底に水が溜まる場所があります。店頭ではほとんど見かけることがなく、植木と一緒に購入することが多いかもしれません。植木を買ってみると、たまたま底面給水タイプだったりするとか。
ボトルを使った給水システムを利用した植木鉢もあります。不織布を使った物もあります。100円ショップでは、ペットボトルを使って土に差し込むタイプなどもあります。
普通の植木鉢を使って、受け皿に水を溜めていると、根腐れしてしまいます。
■ 自動給水植木鉢 ■
底面給水用鉢が単体で売られているケースはあまりありません。水を好む植木に使われる植木鉢です。
通常は、鉢底石を多めに敷いて、受け皿に水を溜めておきます。
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