氷雪が溶けて雨水が多くなるという意味の、雨水と呼ばれる頃。ちょうど、眠っていた大地から、万物が動き出す頃と重なります。春近しと、人々がどんな気持ちで待ち望んでいたかを表す、日本らしい言葉と言えます。
雪解けには、豊穣を意味しています。地表は厚い雪に覆われていても、雪の下では少しずつ雪は水へと変化し、流れを作る。その音は、まさしく春のメロディーと言えます。
表面は固くて冷たい鉱物で覆われているうちに、結晶化しようとする、何万年も前の溶液。水を残して、結晶化したのが、ウォーター・ドロップ・クォーツです。日本名は、水入り水晶と言います。石の傾きによって、内部の水も動きます。
クォーツのパワーに包まれ、生命の源、神の賜物、魂の鏡を表す水を含み、歴史を超えた自然の奇跡を見せてくれる宝石です。
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