古代ローマの、結婚と豊産を司る大地の女神テルスを祝うフォルティキーディアの祭りの日です。体内に子牛を宿した雌牛が、作物の豊穣(ほうじょう)と確保のために、女神テルスに捧げられたと言われています。
神々の流す涙は豊穣を表し、次の世代への望みと願いが込められています。
日本では、春は涙の季節と言えるでしょう。卒業と入学、結婚と誕生、別れと再び訪れる幸せの喜び。悲しみの涙が多い時期です。
ヨーロッパの言い伝えでは、花嫁の母の涙は縁起が良く、花嫁自身の涙は母の涙以上に縁起が良いとされています。洗礼を受ける時は、赤ちゃんは泣かなければならないとも言われています。
真珠は人魚の涙と言われ、宝石の女王の位を与えられています。真円に近くなるほどクオリティーが高くなります。
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