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誕生石
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ホワイト・ラブラドライト(White labradorite)。
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宝石言葉
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良い噂。
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誕生石物語
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一年のうちで一番昼間の短い時は、光の名前を持つ聖ルチアに捧げる聖ルーシー祭の日です。
反対に今日は、一年のうちで一番昼間の時間が長い日です。聖バルナバ祭の日となります。バルナバは聖パウロの伝道協力者で、干し草の収穫期でもあるため、バルナバのエンブレムは草掻き熊手です。歌を歌い、バラとクルマバソウ、センノウなどの花を使って花輪を作って冠にしたり、教会や家屋を飾って祝います。
花輪は豊穣と繁栄の象徴です。勝利者、花嫁の頭には、冠が飾られた魔除けの役割を果たします。ボダイジュの樹皮をひも状に結んだ花輪を身に付ければ、祭日の飲み過ぎによる悪酔いのお守りとされています。パセリの花輪は、悪魔除けとして友人に送られます。
七色の光の花輪のように、とてもめずらしい宝石がホワイト・ラブラドライトです。
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誕生石の特徴
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産地はカナダで、ラブラドール半島に由来し名付けられました。
ラブラドライトは、クロアゲハの羽根を思わせるような黒色〜グレーのものが一般的です。ホワイトは、とてもめずらしいものです。
モース硬度は6〜6.5あります。
原子の結び付きが弱い面から割れる劈開(へきかい)の性質があります。衝撃、超音波洗浄機での洗浄には、要注意です。
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誕生石占いと誕生石の力
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計画性と衝動性の二面性を持っています。
相手を鋭く観察する、評論家です。
恋愛のパートナーとは、気まずくなってしまうことが多いです。
ホワイト・ラブラドライトを身に付けていれば、七色の虹のラブラドール効果で、愛し合う二人の架け橋になってくれるでしょう。平和的に争い事を解決してくれる、聖バルナバの恩恵も受けられます。
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もうひとつの誕生石
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ダイヤモンド。
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宝石言葉
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清浄無垢。
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誕生石物語
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ルネッサンス時代のころまでは、ダイヤモンドは「一年の半分が夜の国で採れる石」だと言われてきました。
そのため、半年分の光が1粒の石に凝縮されているので、ダイヤモンドができると考えられてきました。
どこにあるのかもわからない遠い異国では、ダイヤモンドが発する光の結晶を猛毒を持ったコブラが守護しており、そのコブラの毒が乗り移っているため、ダイヤモンドを削ったときに出来る粉には人を死に至らす毒があると信じられてきました。
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