そらいろネット > ベランダ園芸 > 草花・鉢花 > マリーゴールド栽培
栽培されるマリーゴールドは、アフリカン種、フレンチ種、メキシカン種の3種です。品種によって、花色、形、草丈などが異なります。アフリカン種は暑さに関係なく楽しめ、フレンチ種は秋になると花が美しくなり、メキシカン種は春や寒地での栽培に適しています。 株はコンパクトでしっかりしたものを選びましょう。開花期が長く次々と花を咲かせるので、花やつぼみの数は気にしなくて大丈夫です。サルビア、ペチュニア、宿根バーベナなど、開花期の長い草花と組み合わせると、秋まで楽しむことができます。
フレンチ種は厳しい暑さや寒さが苦手です。夏の暑さで弱った株や、乱れた株は夏の終わりに切り戻しをしましょう。アフリカン種は暑さに強く寒さが苦手。メキシカン種は暑さが苦手です。 日当たりが良く、水はけの良い用土を好みます。土質は選びません。肥料は、窒素分の少ない肥料を与えます。 乾燥に比較的強く、表土が良く乾いてから水遣りをします。 夏季の高温乾燥期には、ハダニの被害を受けやすいので、薬剤を散布して駆除します。
春〜夏にかけて、ポット苗が販売されます。 種子から簡単に増やすこともできます。発芽適温は15℃〜25℃で、3月下旬〜5月下旬が適しています。種子が細長いので、1粒ずつ差し込むように用土に植えつけます。水遣りを続けていれば、1週間前後で発芽します。 本葉が6枚〜8枚になったら定植しましょう。