メキシコから南アメリカにかけて50種ほどの原産が分布する多年草です。
茎は高さ30cm〜80cmになります。
葉は濃黄緑色で、羽状複葉に裂けます。
花は直径2cm〜5cmで、黄色、橙色、赤褐色などがあります。一重咲、八重咲などの品種があり、花期が長く、初夏〜秋まで楽しむことができます。
園芸上では、高さ50cm〜80cmの高性大輪で、葉に臭気のあるものを、アフリカンマリーゴールド、またはセンジュギクと呼びます。高さ30cm〜40cmの矮性小輪のものを、フレンチマリーゴールド、またはクジャクソウと呼びます。本来は多年草ですが、園芸上では寒さに弱いため一年草として扱われます。
日本には江戸時代に渡来しました。全草にやや臭気があります。花壇、鉢植え、切花など観賞用に栽培されます。また、コンパニオンプランツとしても栽培されます。繁殖は、実生かさし芽で行います。
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