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クリサンセマムの特徴・楽しみ方
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「クリサンセマム」はキクの仲間全体の呼び名ですが、園芸では白花の「パルドサム」と黄花の「ムルチコーレ」の2種を指します。パルドサムは「ノースポール」の名前でも出回っています。「ハナワギク」は「カリタナム」と呼ばれています。
早春〜春にかけての花壇・コンテナの寄せ植えでベースカラーとしての使用に最適。草姿が良くまとまり、株を覆うように白花を咲かせるパルドサムはどんな花とも良く調和します。1株だけ植えるより、まとめて植えることで配色効果が高まります。パンジーやチューリップとの組み合わせに最適です。暖地では冬花壇から利用できます。
ムルチコーレは草姿が乱れがちで、アクセントカラーとして寄せ植えの組み合わせに適しています。ハナワギクは草丈が60cm〜90cmになり、白色・赤色・黄色などの蛇の目模様が入り、初夏のナチュラルな雰囲気を楽しませてくれます。
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管理のポイント・置き場所
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日当たりが良い場所を好みます。特にムルチコーレは日光を好みます。
春になり気温が高くなると、アブラムシなどの害虫被害を受けやすくなります。花を長く楽しむために、オルトラン粒剤などの土壌に散布する殺虫剤で早めに駆除します。
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培養土
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水はけの良い腐食質の多い肥沃な土を好みます。
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水やり・肥料
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肥料を比較的好むので、植え付けの際に元肥を多めに入れ、生育期には液肥を月2回〜3回与えます。
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夏越し・冬越し
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高温下で多湿にすると徒長して軟弱に育ちます。
パルドサムは寒さに強いですが、ムルチコーレは寒さに弱いため冬期は室内で管理します。
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増やし方
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発芽適温は15℃〜20℃、生育適温は5℃〜20℃です。
こぼれダネからでも良く発芽します。種蒔きは、寒冷地以外では9月〜10月上旬に行います。1週間〜10日で発芽し、発芽後は過湿を避けやや乾燥気味に管理します。本葉が3枚〜4枚になたらポットなどに移植します。小さな苗は生育が遅いため、移植の際に根を痛めないように気を付けます。
晩秋〜春にかけて、花の咲いた苗が出回ります。
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栽培カレンダー
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1月 |
2月 |
3月 |
4月 |
5月 |
6月 |
7月 |
8月 |
9月 |
10月 |
11月 |
12月 |
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←花期 |
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←生育 |
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←種蒔き |
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←植え付け |
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