誕生石
                   ホワイト・コーラル、白珊瑚(White coral)。 
                   宝石言葉
                   清め。 
                   誕生石物語
                   日焼けした小麦色の肌に、白い服のコントラストが都会的に生える時期です。 
                     夏が作り上げた大人の女性の装いでは、仕上げの色は白です。白にも微妙な色調の差があり、エスキモーは数十種の白を見分ける能力があると言われています。 
                     キリスト教において、白は喜びと祝祭の色です。浄化された魂、処女性を表し、聖母マリアの色とされてきました。 
                     今日は聖母マリアの日で、けがれなき御心を称えて祈念する日です。キリストが救いの王に対して、女王と言われる聖母マリアの像や絵に冠を掲げる創玄な儀式を行うところもあります。 
                     苦しい日の心の不安をなくして、安らかさを与えてくれるホワイト・コーラルは、今日の日のお守りにふさわしい宝石です。 
                   
                   誕生石の特徴
                   白珊瑚は、イソギンチャクやクラゲの仲間で、腔腸動物(こうちょうどうぶつ)が形成する海の宝石です。 
                     古代では、枝状の形から植物だと思われてきました。 
                     10段階で表されるモース硬度は3.5〜4と低いため、衝撃には要注意です。他の宝石との接触にも注意してください。熱揮発性の薬品、化粧品にも注意が必要です。 
                     再研磨することで、美しさが取り戻せることもあります。  
                   誕生石占いと誕生石の力
                   アイデアや企画を売り込む天才的能力、創造性、指導力で、中心人物になります。 
                     しかしその分、抱え込むストレスも大きくなってしまいます。 
                     恋人や周囲の人の、理解と包容力が次の力の源になります。 
                     むき出しの顕示欲や、行き過ぎの心に安らぎを与えてくれるホワイト・コーラルを、お守りとして身に付けましょう。 
                   もうひとつの誕生石
                   アンバー。 
                   宝石言葉
                   誰よりも優しく。 
                   誕生石物語
                   アンバーは植物がもたらしてくれた、ただひとつの宝石です。 
                     2万年前くらいの第三紀に繁茂していたマツ科の植物の樹脂が化石になったもので、しばしば一緒に化石となってしまったコケや昆虫などが雲母のように浮かんでいます。 
                     ヨーロッパでは、異物の入ったアンバーが好まれます。 
                     火にかざすとあっという間に燃え上がってしまうので、取り扱いには注意が必要です。  
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