誕生石
ピンファイアー・オパール(Pin fire opal)。
宝石言葉
正しい方向性。
誕生石物語
祭りの宵宮はもっとも大切な神事の中心です。
今晩はアイルランドのケルトのサワーン祭の宵祭りの晩です。毎年、サワーン祭には恐ろしい野獣エイレーンが洞穴から現れ、魔力で人々を眠らせてしまうと言われています。死と復活、豊穣、病気除けにかがり火を焚き、神事が行われます。
古代から人々は季節や月の変わり目に、重要な意味を持たせてきました。現世と来世、自然と超自然、生きる者と死者との対比として、時間的変わり目は霊的パワーが強く働く時です。そこでは霊は自由に振る舞うことができ、良くも悪くも活発に活動します。かがり火には悪霊退散と同時に、先祖の崇拝、豊穣を祈ります。
かがり火の炎のように鮮やかな宝石がピンファイアー・オパールです。オパールは10月の誕生石にもなっています。
誕生石の特徴
オパールにはこれがオパールだと一目瞭然でわかる遊色効果があります。
七色の虹に見えることから、虹の宝石とも呼ばれます。
遊色効果の出方が不規則なピンの先端のように、小さく示すものがピンファイアー・オパールと呼ばれています。
熱には要注意の宝石で、熱によって割れてしまうこともあります。
誕生石占いと誕生石の力
モットーはチャレンジと言い切れるほどエネルギーに満ちた人です。
旺盛なチャレンジ精神で、周囲はいつもハラハラしています。そのエネルギーの方向を間違えないようにしてください。
キューピッド・ストーンとも呼ばれるオパールは、多少のもろさを併せ持った優しさを秘めた宝石です。小さな虹の光が正しい目的の方向を示してくれるでしょう。
もうひとつの誕生石
エメラルド。
宝石言葉
幸福。
誕生石物語
南米のコロンビアを上空から見れば、どこまでも一面の緑が続いています。
現在、地球上にあるエメラルドの約80%はコロンビア一帯から産出されています。
西へ西へと航海を続け、ついに新大陸を発見したコロンブスの公開の本当の目的は、エメラルドの新しい鉱山を発見せよというポルトガル王の密命を受けていたためです。
エメラルドはキリスト教徒にとっては最高の宝石といわれていますが、これまでの鉱山ではすべて採りつくされてしまっていました。 |