イチゴノキ栽培-2007年11月24日-

[和名・種類]

イチゴノキ

[学名]

Arbutus uned

[英名]

Strawberry tree

[名前の由来]

苺の木。果実の形がイチゴに似ているため。
別名、ストロベリーツリー。

[分布]

アイルランド原産

[科名]

ツツジ科イチゴノキ属

[花色]

白色

[花期]

１２月・１月・２月・３月

[特徴・解説]

　南ヨーロッパ、アイルランド原産の常緑高木です。
　高さは7m〜10mになります。時には高さ15m、幹径80cmになることもあります。
　花色は両性花で、白色、またはピンクを帯びる白色です。枝先に径約4mm〜6mmの釣鐘状の花を10個〜30個まとまって垂れ下がります。
　葉は、長さ5cm〜10cm、幅2cm〜3cmの長卵形です。光沢のある濃緑色で、縁には鋸歯があります。
　果実は径1cm〜2cmの球形の液果です。翌年の秋、開花期に赤く熟します。
　丈の低いヒメイチゴノキ（コンパクタ）、小葉性のミクロフィラ、紅色の花のルブラなどがあります。また、果実は生食、ジャム、果実酒になります。挿し木、もしくは実生で増やすことができます。耐陰性、耐寒性があり、丈夫で育てやすいです。

[観察・感想]

　今年のイチゴノキの収穫は、この２粒だけ。なんとも寂しい結果です。あと２ヶ月くらいすると赤くなると思います。だけど、害虫大発生でオルトランDXを使ったため、収穫できても食べられません(TωT)。観賞用の果実ですかねー。
　やっぱり、違う品種の株を近くに植えておかないと、実のつきが悪いみたいです。毎年、数粒しか実がつかないので・・・。花の咲いている時期に人工授粉をさせたりもしたんですが、結果に結びつくようなことはありませんでしたねー。なかなか結実させるのが難しいようです。
　ブルーベリーも違う品種を植えておかないと実のつきが悪いっていうし、サクランボも同様だし。植木鉢を置くスベースがあればいいけど、狭いベランダだからないもんなぁー。品種も開花時期が揃わないと意味がないので、３品種くらいは揃えたいところだし。イチゴノキの育て方は難しいですね。

[写真撮影]

2007年11月24日