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イチゴノキ栽培-2007年12月06日-


ストロベリーツリー

[和名・種類]

イチゴノキ

[学名]

Arbutus uned

[英名]

Strawberry tree

[名前の由来]

苺の木。果実の形がイチゴに似ているため。
別名、ストロベリーツリー。

[分布]

アイルランド原産

[科名]

ツツジ科イチゴノキ属

[花色]

白色

[花期]

12月・1月・2月・3月

[特徴・解説]

 南ヨーロッパ、アイルランド原産の常緑高木です。
 高さは7m〜10mになります。時には高さ15m、幹径80cmになることもあります。
 花色は両性花で、白色、またはピンクを帯びる白色です。枝先に径約4mm〜6mmの釣鐘状の花を10個〜30個まとまって垂れ下がります。
 葉は、長さ5cm〜10cm、幅2cm〜3cmの長卵形です。光沢のある濃緑色で、縁には鋸歯があります。
 果実は径1cm〜2cmの球形の液果です。翌年の秋、開花期に赤く熟します。
 丈の低いヒメイチゴノキ(コンパクタ)、小葉性のミクロフィラ、紅色の花のルブラなどがあります。また、果実は生食、ジャム、果実酒になります。挿し木、もしくは実生で増やすことができます。耐陰性、耐寒性があり、丈夫で育てやすいです。

[観察・感想]

 果実が赤く熟し始める頃、つぼみが膨らみだして花を咲かせます。赤い果実と、白い花が、冬に同時に楽しめるというちょっと変わった樹木、イチゴノキ。冬に咲く花というだけでめずらしいのに、花が咲くのと果実が熟すのと、同じというのは変わっていますね。
 普通なら、花を咲かせるために大きなエネルギーが必要なため、花が終わったあとに果実が熟すんだけど。果実を大きくするためにも、植物にとっては大きなエネルギーが必要だから。両方を同時にこなしちゃうなんて、かなりすごいよね。しかも植物の成長が止まる冬場に大きなエネルギーを消費してしまうなんて。
 たぶん、原産地の気候が影響しているんじゃないかなー。なにか自然環境の影響で、そうした方が他の植物よりも有利な部分があったのでしょう。どんな理由があるのかは、専門家じゃないのでわかりませんが・・・

[写真撮影]

2007年12月06日

ツツジ科
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