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イチゴノキ栽培-2008年05月26日-


イチゴノキ

[和名・種類]

イチゴノキ

[学名]

Arbutus uned

[英名]

Strawberry tree

[名前の由来]

苺の木。果実の形がイチゴに似ているため。
別名、ストロベリーツリー。

[分布]

アイルランド原産

[科名]

ツツジ科イチゴノキ属

[花色]

白色

[花期]

12月・1月・2月・3月

[特徴・解説]

 南ヨーロッパ、アイルランド原産の常緑高木です。
 高さは7m〜10mになります。時には高さ15m、幹径80cmになることもあります。
 花色は両性花で、白色、またはピンクを帯びる白色です。枝先に径約4mm〜6mmの釣鐘状の花を10個〜30個まとまって垂れ下がります。
 葉は、長さ5cm〜10cm、幅2cm〜3cmの長卵形です。光沢のある濃緑色で、縁には鋸歯があります。
 果実は径1cm〜2cmの球形の液果です。翌年の秋、開花期に赤く熟します。
 丈の低いヒメイチゴノキ(コンパクタ)、小葉性のミクロフィラ、紅色の花のルブラなどがあります。また、果実は生食、ジャム、果実酒になります。挿し木、もしくは実生で増やすことができます。耐陰性、耐寒性があり、丈夫で育てやすいです。

[観察・感想]

 イチゴノキのつぼみになる新芽の写真です。
 イチゴノキの開花期は12月頃なのに、つぼみは新芽が展開する5月頃には出来上がってしまいます。イチゴノキって、成長サイクルの良くわからない植物です。
 つぼみが出来上がるのが5月。夏が過ぎて、開花は寒くなった冬の12月。果実が熟すのは開花から1年後の12月、ちょうど開花と果実が熟す時期が同じになります。こういったサイクルで成長する植物は、自然界の激しい生存競争を生き抜いていくことができるのかな?ちょっとのんびりしすぎているような気がします。
 つぼみや花芽ができたら、早く開花した方が有利なはずだし。早く咲かないと、つぼみが昆虫や動物に食べられてしまうかもしれないし。果実も丸一年をかけてゆっくりと熟します。早く熟した方が、分布を広げるには有利な気がするんだけど。
 成長サイクルが長いので、園芸としては育てるのが難しくなります。

[写真撮影]

2008年05月26日

ツツジ科
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