クンシラン栽培-2007年04月24日-

[和名・種類]

クンシラン

[学名]

Clivia miniata

[英名]

Kaffir lily

[名前の由来]

君子蘭。本当のクンシランの学名nobilisを和訳したもの。
別名、ウケザキクンシラン（受け咲き君子蘭）。ハナラン。

[分布]

南アフリカ原産

[科名]

ヒガンバナ科クンシラン属

[花色]

紅橙色

[花期]

５月・６月

[特徴・解説]

　南アフリカのナタール地方原産の多年草。
　葉間から出た40cm前後の花茎の頂部に、１０個〜２０個の花を散状につけます。花は漏斗形に正開した、黄橙色〜赤橙色です。改良品種の中には、黄色や白色の花もあります。
　濃緑色で光沢のある、やや幅広の線形の葉を広げます。斑入りの品種もあります。
　鉢植え、切り花などにされ、品種改良もされています。繁殖は株分けか、実生で行います。半耐寒性多年草なので、冬は凍らせないように注意します。
　一般的に流通しているクンシランと、クンシランという和名の付いた植物は別種になります。本物のクンシランは喜望峰原産で、学名を【Clivia nobilis】といいます。

[観察・感想]

　去年は花全体の写真を撮ったので、今年は一輪の花を大きく撮影してみました。写真の撮り方を変えるだけで、だいぶイメージが変わりますね。クンシランというと、たくさんの花が集まって咲くイメージが強いのですが、1つ1つの花の形をあまりじっくり観察しないもんなー。
　たくさんの花が咲いたクンシランはとても色鮮やかで綺麗ですが、1つ1つを見ても、綺麗な花ですね(^^)
　贅沢を言えば、もう少し長期間、花が楽しめればいいんだけどなー。

[写真撮影]

2007年04月24日