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クンシラン栽培-2008年04月09日-


クンシラン
[和名・種類]

クンシラン

[学名]

Clivia miniata

[英名]

Kaffir lily

[名前の由来]

君子蘭。本当のクンシランの学名nobilisを和訳したもの。
別名、ウケザキクンシラン(受け咲き君子蘭)。ハナラン。

[分布]

南アフリカ原産

[科名]

ヒガンバナ科クンシラン属

[花色]

紅橙色

[花期]

5月・6月

[特徴・解説]

 南アフリカのナタール地方原産の多年草。
 葉間から出た40cm前後の花茎の頂部に、10個〜20個の花を散状につけます。花は漏斗形に正開した、黄橙色〜赤橙色です。改良品種の中には、黄色や白色の花もあります。
 濃緑色で光沢のある、やや幅広の線形の葉を広げます。斑入りの品種もあります。
 鉢植え、切り花などにされ、品種改良もされています。繁殖は株分けか、実生で行います。半耐寒性多年草なので、冬は凍らせないように注意します。
 一般的に流通しているクンシランと、クンシランという和名の付いた植物は別種になります。本物のクンシランは喜望峰原産で、学名を【Clivia nobilis】といいます。

[観察・感想]

 毎年、同じ人が、同じ場所、同じ環境で、同じように育てているので、同じ時期に花が咲くみたいです。でも置き場所によって、微妙に花の咲く時期が異なるみたいです。ちょっと早かったり、遅かったりっていう違いは、日当たりの良さで栄養状態の違いや、風通しの良さで気温に差が出たりするみたい。
 買った年は花が付いていたけど、翌年には花が咲かなかったなんていう人もいるんじゃないかな。そういう場合は、花が咲き終わったら、花茎を手で折り曲げるとボキっと折れてくれるので、折ってしまった方がいいみたい。そのままにしておくと、果実に栄養が行ってしまい、翌年は花が咲かないみたいです。
 当然ではありますが、水と、成長期間は肥料を欠かさないようにしてあげてください。クンシラン専用肥料じゃなくても大丈夫です。有機肥料よりも、化成肥料の方が効果的な気がします。有機肥料だとコバエが発生することが多いので、あまり家庭向きではないかもしれない。広い庭があれば問題ないけど、植木鉢にコバエが発生すると家の中にまでコバエが浸入してきてしまうので・・・
 この調子で成長してくれれば、今月中には咲きそうです(^^)

[写真撮影]

2008年04月09日

ヒガンバナ科の植物
ヒガンバナ科
クンシランの塗り絵
クンシランの塗り絵
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2008年03月25日 そらいろネット 2008年04月23日
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