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キンリョウヘン栽培-2008年05月17日-


キンリョウヘン

[和名・種類]

キンリョウヘン

[学名]

Cymbidium floribundum

[英名]

Yellow margin orchid

[名前の由来]

金陵辺。葉の縁に黄色の覆輪が入っていたことから。

[分布]

中国原産

[科名]

ラン科シュンラン属

[花色]

赤褐色・黄緑色

[花期]

5月・6月

[特徴・解説]

 中国原産の多年草です。標高1000m〜2800mの高地に生える着生ランです。
 卵形の仮球茎の基部から斜上方に長い花柄を伸ばし、20個〜30個の花を総状に密につけます。花は赤褐色や黄緑色で、萼と花弁はほぼ同形同色です。独特の弱い芳香があり、ニホンミツバチを引き寄せます。
 仮球茎から線状の葉を出し、高さ20cm〜30cmになります。花よりも葉が観賞されます。
 日本には文明年間(1469年〜1486年)に渡来したと考えられています。小型のシンビジウムで、東洋ランに分類されます。耐寒性があり、乾燥や直射日光にも強く栽培しやすい品種です。明治時代にブームになり、盛んにり品種改良が行なわれ、多くの品種が作出されました。
 肥料は成長期に薄い液肥を回数多く与えるか、置き肥を与えます。冬期は霜や雪の当たらない屋外で越冬させます。株が鉢いっぱいになったら、開花後に株分けや植え替えを行ないます。用土はシンビジューム用の培養土がなければ、一般的な培養土でも大丈夫です。

[観察・感想]

 キンリョウヘンの花の写真です。
 養蜂家にはとても人気のあるキンリョウヘン。僕は養蜂はやらないので、園芸で楽しんでいます。ミツバチが巣を作ったりしたら、近所の人に怒られちゃうからなー。
 今までキンリョウヘンの価値を知らず、地味な花だなーと思いながら栽培していたんですが。養蜂をやっている人の間では、とても高値で売買されているとか。養蜂をやっている人は、とても大切に育てているんだとか。近所の人に教えてもらったんですが、キンリョウヘンの鉢植えを道路側に置いておくと、盗まれちゃうかもしれないから気を付けた方がいいよとまで言われちゃったり。
 我が家のキンリョウヘンは、そんなに貴重な物だったのかぁー。たしかに花の咲く時期、ミツバチが集まってくるんだよね。以前から、この花はらハチが集まってきて恐いなーとか思ってたんだけど。価値を知ってしまった現在では、大切に育てるようにしています。

[写真撮影]

2008年05月17日

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キンリョウヘンの塗り絵
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シンビジュームの塗り絵
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2008年04月23日 そらいろネット 2009年04月07日
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