ブラジル原産の多年草。標高1000m〜2000mの山岳地帯の森林に生える着生サボテンです。
茎は扁平、または葉状で茎節ができ、高さは20cm〜40cmになります。幾重にも分枝し、葉茎節が連なった形になります。茎の節先の突起が鋭くなります。
葉は肉厚で縁に鋸歯があります。カニバサボテンの葉は、カニの足のような形で先が丸みを帯びていますが、品種改良が進みはっきりと区別できなくなりました。
茎先に約7cmの花を付けます。多くの品種があり、花色も変化に富み赤色、朱色、ピンク色などがあります。日中の日の長さが短くなると花芽を付ける短日植物です。
冬越しは、日当たりの良い南の窓辺などに置きます。シュルンベルゲラ・トルンカタ(Schlumbergera truncata)、シュルンベルゲラ・バックレイ(Schlumbergera X buckleyi )など原種から、数多くの園芸品種が作られています。
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