被子植物門の、双子葉植物網に属する科です。ナデシコ目になります。
多くは多肉植物になります。南北アメリカ大陸と、その周辺の島々の乾燥地に自生しています。中には、中南米の熱帯の森林地帯で、樹木や岩石の上に生えているものもあります。
形態は多種多様ですが、茎は筒、または球型になります。葉が針状、または退化しています。全ての種で短枝にあたる刺座と呼ぶ器官があります。腋芽には刺座が形成され、そこに葉が変化した刺が密生します。耐乾性にとても優れています。
自生する地域では乾季と雨季がはっきりしていたり、成長が他の植物と比べ成長が遅いため、一般の植物と同様に水をあげると根腐れしてしまいます。
特徴的な外見や、その姿からは想像できない美しい花をつけることから、愛好家が非常に多い植物です。
果物のドラゴンフルーツや、ウチワサボテンの果実のカクタスペアなどの果物もあります。
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