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ナンキンハゼ栽培-2008年11月10日-


ナンキンハゼ

[和名・種類]

ナンキンハゼ

[学名]

Sapium sebiferum

[英名]

Chinese tallow tree

[名前の由来]

南京黄櫨、南京櫨。中国原産で、秋に紅葉して種子からロウをとったことから。

[分布]

中国原産、九州の一部では野生化しています

[科名]

トウダイグサ科シラキ属

[花色]

黄色

[花期]

7月

[特徴・解説]

 高さ15m、直径35cmほどになる落葉高木。
 樹皮は灰褐色で、不規則に縦に裂けます。若枝は淡緑色で、のちに褐色になります。枝や葉を傷付けると、白い乳液が出ます。
 葉は互生し、長さ3.5cm〜8cm、幅3.5cm〜7cmの菱形状卵形です。先は尾状に長くとがり、基部は広いくさび形です。ふちは全縁で、両面とも無毛です。葉身の表面基部に腺が2個あります。
 花は枝先に、長さ6cm〜18cmの総状花序を出し、黄色の小さな花を多数つけます。花序の上部に多数の雄花、基部に0個〜数個の雌花が付きます。ガクは皿状で3浅裂します。
 果実は3稜ある扁球形で、直径約1.5cmのさく果です。10月〜11月に褐色に熟して裂開し、3個の種子を出します。種子は長さ約7mmの広卵形で、白いロウ質の仮種皮に包まれ、冬になっても果実の中軸に付いたまま残っています。種子は有毒です。
 庭木、公園樹、街路樹などに使われます。種子からロウや油が取れます。

[観察・感想]

 ナンキンハゼの紅葉の写真です。
 ナンキンハゼを育て始めてから、秋を迎えるのは二度目。紅葉の美しい植物だということは知っていましたが、これほど鮮やかに紅葉するとは思っていませんでした。葉は真っ赤だし、枝まで赤く染まっています。
 あまりにも鮮やかな赤色なので、写真を加工しているんじゃないかって思われちゃいそうですが。特には何も加工していないです。本当に鮮やかな真っ赤な色に紅葉しました。正直言って、自分でもビックリしました。
 ナンキンハゼは、やや温暖な気候を好む植物なんだと思います。一日の寒暖差が少ない三浦半島ですら、ここまで鮮やかに紅葉するので。三浦半島で紅葉を楽しむことって、普通はできないんですよ。紅葉する植物そのものが少ないし、照葉樹が多いから。寒い日があると、あっという間に紅葉するみたいです。

[写真撮影]

2008年11月10日

トウダイグサ科の植物
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ナンキンハゼ
ナンキンハゼ
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2008年10月13日 そらいろネット 2008年11月18日
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