カネノナルキ栽培-2008年10月13日-

[和名・種類]

カネノナルキ

[学名]

Crassula portulacea

[英名]

Jade plant

[名前の由来]

金の成る木。硬貨を幹に付けて育てて楽しむことから。
別名、ナリキンソウ（成金草）。硬貨を幹に付けて育てて楽しむことから。
別名、カゲツ（花月）。園芸品種名から。
別名、フチベニベンケイ（縁紅弁慶）。葉の縁が赤味を帯びるベンケイソウのこと。正式な和名です。

[分布]

南アフリカ原産

[科名]

ベンケイソウ科クラッスラ属

[花色]

淡桃色

[花期]

１月・１０月・１１月・１２月

[特徴・解説]

　南アフリカ原産の常緑低木の多肉植物です。
　茎は太く、良く分枝し、高さは50cm〜3mになります。
　葉は多肉質で、先が幅広のヘラ形で、長さ3cm〜4cmになります。緑色で光沢があり、赤くふちどられます。
　花は枝先にまとまって咲き、淡桃色の星形の5弁花です。
　日本には観賞用として、昭和時代に渡来しました。観賞用として栽培されます。育て方のコツは、寒さに弱いため冬は室内か、軒下などで管理します。室内に置いてある鉢を春から屋外に出す時は、少しずつ日光に当てて株を直射日光に慣らします。こうすることで葉焼けを防げます。夏の強い直射日光下で花芽が作られます。一時的に葉が黄ばんでしまいますが、秋には回復します。

[観察・感想]

　カネノナルキの苗の写真です。
　もう何年目になるのかなー。私が小学生の頃に購入した苗なので、30年以上になるのかな。樹齢30年っていうわけではないんですが。小学生の頃に購入した苗から、何度も挿し木を繰り返して、現在に至っています。
　比較的、気候が温暖な三浦半島ですが。数年に一度くらい、大雪になることがありまして。屋外で育てているため、大雪のたびに、枯れてしまいます。でも、小さな株が育っていたり、挿し木した株が生き残っていたりといった感じで、今でも栽培中です。一時的にかなり大株に育てることができたんですが、やっぱり冬の大雪で枯れてしまって・・・
　ほぼ30年ほど育てていますが、一度も花が咲いたことはりません。私が購入したカネノナルキは、花が咲かない品種だったようです。やっぱりせっかく育てるなら、花が咲いてくれる品種の方が、育てていて楽しいんだよなー。花が咲いているカネノナルキ、葉っぱを取ってきて、挿し木してみようかな(^^ゞ

[写真撮影]

2008年10月13日