アナフィラキシーショックの治療には、1分1秒を争うことになります。
注射などによって起こった場合、病院内にいることが多いためすぐに治療を開始することができます。薬物の服用後、ハチなどの刺傷を受けた後などの皮膚症状や鼻咽頭症状があれば、すぐに救急車を呼び病院を受診するようにしてください。
治療を開始するまでの間、頭に向かう血液量を増やすため、頭を低くして、両足を上げた姿勢を確保してください。
アナフィラキシーショックの多くは、異種蛋白、薬物などを非経口的(注射など)に生体内に取り込んだ時に発症しやすくなります。原因物質に強く感作されている場合、経口、経皮、気道から原因物質が入れば発症することがあります。
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