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 痔に優しい食生活

痔に優しい生活習慣のポイントは?
朝食はしっかり食べる
   食事は胃腸の活動を活発にして、便意を起こさせます。朝食はしっかりと食べて、便秘を防ぐようにしましょう。
トイレの時間は余裕を持って
   便意を我慢すると、便秘を招いてしまいます。急いで必要以上にいきまないようにしましょう。排便後は肛門を洗うなどして、清潔に保ちます。
通勤時間に運動を
   通勤時にエスカレーターを使わずに階段を使うなどして、なるべく身体を動かすようにしましょう。運動することによって、血行が良くなります。
腰を冷やさない
   冷えは痔の大敵です。腰を冷やすと血行が悪くなり、痔に良くありません。腰にカイロを貼るなどして、温めるようにしましょう。
3食しっかり食べる
   食事は朝食、昼食、夕食の3食、肛門に負担のかからない食材をしっかりと食べるようにします。
水分補給を忘れずに
   1日2リットル〜2.5リットルの水分摂取が理想的です。水分補給によって、便秘の解消、便を柔らかくすることに繋がります。
座りっぱなしは良くありません
   座りっぱなしでいると、肛門がうっ血しやすくなります。仕事柄、座りっぱなしになりやすい人は、時々、軽い体操をするなどして、血行を良くしましょう。
適度な運動
   適度な運動を行い血行を促し、便秘を予防しましょう。
お尻に優しいディナー
   辛い物、アルコールは肛門を刺激したり、うっ血させ、痔を悪化させてしまうので控えるようにしましょう。
お風呂に入ろう
   お風呂に入る際、湯船につかると身体が温まり、血行も良くなります。お尻を清潔に保つためにも、毎日、お風呂に入るようにしましょう。
ぐっすり睡眠
   睡眠は体調を整える上で不可欠です。明日に備えてしっかりと睡眠をとり、腸を健康に保ちましょう。

痔に優しい食材は?
腸内環境を整える
   腸内環境を整えることによって、便秘の予防、便秘の改善に役立ちます。乳酸菌や食物繊維などの栄養素が豊富な食材が適しています。
 乳酸菌 
ヨーグルト、甘酒、キムチ、ぬか漬け、味噌など
 食物繊維 
昆布、海苔、寒天、ブロッコリー、玄米、こんにゃく、ごぼう、れんこん、豆類、いも類、きのこ類、かぶ、ドライフルーツ、ナッツ類、キウイフルーツ、ブルーベリーなど
炎症を鎮める
   炎症を鎮めて、傷の悪化を防ぐにはビタミンA、β-カロテンなどの栄養素が豊富な食材が適しています。
 ビタミンA、β-カロテン 
レバー類、ウナギ、サケ、ニラ、ほうれん草、かぶの葉、小松菜、春菊、葉ねぎ、人参、みかん、あんず、マンゴーなど
血行促進
   結構を促し、うっ血を防ぐには、DHA、EPA、ビタミンE、クエン酸、ファイトケミカル、ポリフェノール群、カロテノイド、硫黄化合物群などの栄養素が豊富な食材が適しています。
 DHA、EPA 
サンマ、サバ、サケ、マグロ、ウナギ、カツオ、ブリ、ホッケ、マカジキなど
 ビタミンE 
ほうれん草、ニラ、アボカド、ゴマ、アーモンド、松の実、ひまわり油、グレープシードオイル、綿実油、ウナギ、アサリ、カニ、エビ、サケなど
 クエン酸 
酢、梅干し、かんきつ類、ぶどうなど
 ファイトケミカル 
しょうが、ネギ、ニンニク、玉ねぎ、キャベツ、小豆、れんこん、ぶどう、ブルーベリー、バナナ、ココア、サケ、イクラ、ハーブなど
毛細血管を強化
   コラーゲンの生成を促し、毛細血管を強くするため、ビタミンCが豊富な食材が適しています。
 ビタミンC 
れんこん、じゃがいも、さつまいも、ほうれん草、ブロッコリー、キャベツ、かぶ、柿、キウイフルーツ、かんきつ類、栗など

痔に優しいおすすめ食材は?
れんこん
   れんこんには食物繊維が豊富に含まれています。またアクの成分には止血作用があります。
 れんこんの主成分は炭水化物ですが、腸の活動を活発にして便秘の予防・便秘の改善に役立つ食物繊維も多く含まれています。
 れんこんを切った後に放置しておくと切り口が黒くなりますが、その原因はファイトケミカルの仲間で、アクの成分であるタンニンというポリフェノールです。古来から漢方薬や民間療法として、れんこんには止血作用があると言われてきました。最近になって、タンニンには止血作用、消炎作用があることが証明されました。
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さつまいも
   さつまいもは食物繊維が豊富な他にも、ビタミンCも多く含まれたオススメの食材です。
 食物繊維は腸内環境を整え、便秘の予防と改善に役立ちます。
 さつまいもを切ったときに出る白い汁はヤラピンという成分で、便通を良くする働きがあると言われています。
 さつまいもにはコラーゲンの生成を促し、毛細血管を強くするビタミンCも豊富に含まれています。ビタミンCは熱に弱いですが、イモ類はデンプンがビタミンCを包み込んで保護しているため、加熱による損失が少ないと言われています。
   栄養素にタンパク質、ビタミン、ミネラル、DHA、EPA、ファイトケミカルの一種であるアスタキサンチンも多く含まれているオススメの食材です。
 鮭は栄養バランスに優れた魚で、タンパク質や脂質はもちろんのこと、粘膜を保護するビタミンA、血行を促すビタミンEなどの各種ビタミン、ミネラルを含んでいます。
 脂質の中には、生活習慣病を予防する効果のある不飽和脂肪酸(ω-3系)のDHAとEPAが豊富に含まれています。DHAは悪玉コレステロールを減らして血液をサラサラにし、EPAは血行を促すなど、ともに血液の循環を良くする働きを持っています。DHAやEPAは酸化しやすい特徴を持ちますが、鮭に含まれているビタミンEやアスタキサンチンによって酸化が防止されています。
 アスタキサンチンは鮭の赤い身の色素成分で、ファイトケミカルの一種です。体内の活性酸素を抑える作用が高いことがわかっています。また、血行を促す作用や、炎症を鎮める働きもあると言われています。
かぶ
   消化が良く、葉にはビタミンCやβ-カロテンなどの栄養素が豊富に含まれているオススメの食材です。
 一般的に「かぶ」と言えば、「かぶの根」の部分、つまり白い部分を指します。正式には胚軸(はいじく)と言いますが、わかりやすいように「かぶの根」にしておきます。
 かぶの根の部分は毛細血管を強くするビタミンCが豊富に含まれています。胃腸の働きを助ける糖質の分解酵素であるアミラーゼも含まれています。
 かぶの葉の部分は緑黄色野菜で、抗酸化作用があるβ-カロテン、ビタミンC、鉄分、カルシウム、カリウム、食物繊維などの栄養素が豊富に含まれています。β-カロテンは体内でビタミンAに変わり、炎症を鎮めます。

れんこんまんじゅうのレシピ
材料(2人分) 1人あたりの栄養価
 
れんこん 150g
エビ 2尾(約50g)
少々
銀杏 4粒
卵白 半分
少々(エビの下ごしらえ用)
あん ダシ:100cc
みりん:大さじ半分
淡口醤油:小さじ1杯
片栗粉:大さじ半分
柚子の皮 少々
三つ葉 少々
カロリー 128.1kcal
食物繊維 2.1g
ビタミンC 19mg
作り方
  エビは頭、殻、尾、背ワタを取り除き、4等分に切って、塩を少々振っておきます。
  銀杏は殻を取り除き、茹でて薄皮を剥いておきます。
  れんこんは良く洗い、皮つきのまま、おろし金ですりおろします。
  すりおろしたれんこんの水を軽くボールに入れ、塩少々と卵白を加えて、良く混ぜます。
  Cを2等分にして耐熱皿に乗せ、その上に@とAを2等分にして乗せ、蒸し器で3分間ほど蒸します。蒸し器がない場合は、湯を張った深めの鍋に底が平らなザルや皿などの台になる物を伏せて置き、その上に蒸したい物を入れた耐熱皿を乗せることで代用できます。湯の量は、耐熱皿に触れないように調節してください。
  鍋にダシ、みりん、醤油を入れて中火にかけ、同量の水で溶いた片栗粉を加えてとろみを付けます。
  Dを器に盛り、Eのあんをかけ、柚子の皮の千切りと三つ葉を散らせます。
食材の使い方と料理のポイント
   旬のれんこんをすりおろして蒸します。ふんわりとした食感がたまりません。
 デンプンが豊富なれんこんの特性を活かし、すりおろしてふんわり仕上げることで、口当たりが良く、消化も良くなります。蒸した後、油で揚げても香ばしくて美味しくいただけます。

れんこんのビネガーソテーのレシピ
材料(2人分) 1人あたりの栄養価
 
れんこん 1節(250g)
オリーブオイル 大さじ半分
みじん切りニンニク 少々
大さじ1杯
醤油 少々
少々
ブラックペッパー 少々
パセリ 少々
カロリー 116.9kcal
食物繊維 3.1g
ビタミンC 24.5mg
作り方
  れんこんは良く水洗いして皮を剥きます。縦にして、穴に沿って1.5cm幅くらいの棒状に切り、さっと水にさらしてから水を切ります。
  オリーブオイルとみじん切りニンニクをフライパンに入れ、弱火で炒めて香りを出し、@を加えて中火で炒めます。
  こんがり焼けたら、酢、醤油を加え、塩、ブラックペッパーで味を調え、刻んだパセリを降ります。
食材の使い方と料理のポイント
   甘辛いキンピラとは一味違う料理です。新しいれんこんの魅力を楽しんでください。
 手早く仕上げて、れんこんのシャキシャキ感を活かしましょう。酢を使うことで、コクが加わります。酢には体内でクエン酸に変わる酢酸が豊富に含まれており、血行を促し、うっ血を防ぐ効果があります。

さつまいもと鶏肉のうま煮のレシピ
材料(2人分) 1人あたりの栄養価
 
鶏もも肉 250g(下味:醤油・酒を各小さじ1杯)
さつまいも 200g
100cc
砂糖 大さじ1杯
大さじ2杯
みりん 大さじ1杯
醤油 大さじ2杯
すりおろししょうが 少々
すりおろしニンニク 少々
すだち果汁 大さじ1杯〜2杯
すだちの皮お千切り 少々
カロリー 376.9kcal
食物繊維 1.8g
ビタミンC 30.9mg
作り方
  さつまいもは良く洗って乱切りにし、1分間ほど水にさらした後、水を切っておきます。
  鶏もも肉は大き目の一口大に切り、下味を付けます。
  下味を付けた鶏もも肉をテフロン加工のフライパンを使って、中火でこんがりと焼いて油を出します。
  火を弱めて、すりおろししょうが、すりおろしニンニクを加えて香りを出し、さつまいもを入れて炒め合わせます。
  さつまいもの表面に油が回ったら、深い鍋に移して水を入れます。中火程度の火加減で煮立ったら、砂糖、酒、みりん、醤油を順番に加えて落し蓋をし、途中に2回、上下を返します。落し蓋がなければ、アルミホイルやクッキングシートで代用します。
  汁気が3分の1くらいになったら落し蓋を外し、すだち果汁を加え、鍋を時々ゆすりながら強火で煮からめます。器に盛り付け、千切りにしたすだちの皮を天盛りにします。
食材の使い方と料理のポイント
   さつまいもに鶏肉の旨味が染み込んでいます。すだちの酸味と香りで風味をアップさせています。
 ビタミンCは水に溶けやすいので、さつまいもはあまり長い時間水にさらさないようにします。鶏肉の油でさつまいもの表面を焼くことで、煮崩れを防ぎます。油が少ない時は、ごま油などを加えると良いでしょう。

さつまいものヨーグルトサラダのレシピ
材料(2人分) 1人あたりの栄養価
 
さつまいも 150g
ヨーグルト 大さじ2杯
蜂蜜 小さじ1杯
マスタード 小さじ半分
コショウ 少々
干しぶどう 少々
ローストアーモンド 少々
カロリー 144.2kcal
食物繊維 2.1g
ビタミンC 21.9mg
作り方
  さつまいもは良く洗って一口大の角切りにし、1分ほど水にさらします。水を切って蒸し器で蒸し、柔らかくなったら取り出して粗熱を取ります。蒸し器がない場合は、深めの鍋で代用する方法もあります。
  ボールにヨーグルト、蜂蜜、マスタード、コショウを入れて良く混ぜ、そこに@を入れてザックリと混ぜます。
  器に盛り付け、干しブドウ、刻んだローストアーモンドを散らします。
食材の使い方と料理のポイント
   蒸すことで、さつまいもの風味が引き立ちます。ヨーグルトを和えるだけの、簡単なサラダです。
 温かいうちよりも、さつまいもが十分に冷えてからの方が、味が馴染んで美味しくなります。

鮭の甘酢着けのレシピ
材料(2人分) 1人あたりの栄養価
 
生鮭 2切れ(約200g)
少々
コショウ 少々
小麦粉 適量
揚げ油 適量
大さじ半分
長ネギ 半分(約50g)
人参 10g
甘酢 酢:100cc
砂糖:大さじ半分
みりん:大さじ2杯
淡口醤油:大さじ2杯
ダシ:150cc
水菜 適量
カロリー 317.2kcal
ω-3系脂肪酸 3.0g
ビタミンE 2.3mg
作り方
  生鮭は一口大に切り、塩、コショウをし、小麦粉を全体にまぶします。
  長ネギは白い部分を約4cmの長さに切り、フライパンで油を熱してから焼きます。
  人参は皮をむき、千切りにします。
  甘酢の材料を合わせて、鍋で1分〜2分、煮立ててから火を止め、AとBを漬けます。
  別の鍋で油を180℃に熱し、鮭をキツネ色になるまでしっかりと揚げ、油を良く切ります。
  Dを熱いうちにCの鍋に入れ、30分ほど置いておきます。
  器に盛り付け、水菜を散らします。
食材の使い方と料理のポイント
   酢を使って、さっぱりとした甘酢漬けに仕上げました。
 冷める過程で味が染み込みますので、鮭が熱いうちに甘酢に漬けこみましょう。

鮭菜飯のレシピ
材料(2人分) 1人あたりの栄養価
 
生鮭 1切れ(約150g)
適量(鮭の下味用)
1合
菜っ葉 約40g(半束)
ほうれん草、小松菜、大根の葉など
適量(菜っ葉の茹で湯用)
少々
白炒りゴマ 小さじ1杯
カロリー 415.8kcal
食物繊維 1.6g
ビタミンC 10.2mg
β-カロテン 640.9μg
作り方
  米は通常の水加減で炊きます
  鍋で湯を沸騰させ、塩を入れます。菜っ葉は根元と軸の部分を湯につけ、しんなりしたら全体を湯に沈めて30秒ほど茹でます。ザルに上げてすぐに冷水にさらします。
  Aの水を絞って小口切りにし、塩をまぶします。
  生鮭は塩をまぶして5分〜10分おきます。表面の水をキッチンペーパーで拭き取ってから焼き、身をほぐします。骨は取り除いておきます。
  炊き上がった@のご飯に、BとCを混ぜ合わせ、白炒りゴマをふりかけます。
食材の使い方と料理のポイント
   β-カロテンやビタミンCが豊富な、菜っ葉を混ぜ込んだご飯です。
 菜っ葉は、熱いご飯と混ぜ合わせておいておくと青みが褪せてしまうので、食べる直前に混ぜるようにしましょう。

白身魚のかぶら蒸しのレシピ
材料(2人分) 1人あたりの栄養価
 
かぶの根 約300g(直径約8cmのかぶ2個分)
卵白 1個分
小さじ4分の1
白身魚切り身 2切れ(約120gx2切れ)
少量(白身魚下味用)
少量
かぶの葉 4分の1束(約20g)
しめじ 4分の1パック
あん ダシ:100cc
みりん:小さじ1杯
淡口醤油:小さじ1杯
片栗粉:大さじ半分
柚子の皮(千切り) 適量
カロリー 159.1kcal
食物繊維 3.6g
ビタミンC 33.8mg
作り方
  白身魚は塩をまぶして10分ほどおきます。
  鍋で湯を沸騰させ、かぶの葉の軸の部分から先に湯につけ、しんなりしたら全体を湯に沈めてさらに30秒ほど茹でます。ザルに上げてすぐに冷水にさらし、水を絞って約4cmの長さに切ります。
  かぶの根は皮を厚めに剥いてからすりおろし、ザルに入れて軽く水を絞ります。
  Bをボールに入れ、卵白と塩を加え泡立たないように静かに混ぜ合わせます。
  蒸し器にクッキングペーパーを敷き、白身魚を並べて酒をふり強火で約8分蒸します。さらにCを白身魚の上にこんもりと乗せて、強火で約4分蒸します。蒸し器がない場合は、深めの鍋で代用する方法もあります。
  鍋に片栗粉以外のあんの材料と、小房に分けたしめじを加えて強火〜中火で煮立て、同量の水で溶いた片栗粉を入れてとろみをつけます。
  器にDを盛り付け、Aを添えてEをかけます。柚子の皮の千切りを天盛りにします。
食材の使い方と料理のポイント
   消化が良く、すりおろしたかぶのふわっとした口当たりが白身魚の美味しさを引き立てます。
 Cを魚に乗せる時は、蒸す間にたれやすいので、こんもりと高めに乗せます。かぶの根は、皮も食べられます。

かぶの根と葉の甘酢漬けのレシピ
材料(2人分) 1人あたりの栄養価
 
かぶの根 小1個(約100g)
かぶの葉 3分の1束(約25g)
少々
甘酢 酢:40cc
砂糖:大さじ1杯
塩:小さじ4分の1
柚子の皮(千切り) 適量
カロリー 38.2kcal
食物繊維 1.3g
ビタミンC 16.6mg
作り方
  かぶの根は厚めに皮を剥き、皮は5mmの幅に細切りにし、食べやすい長さに切り揃えます。根はいちょう切りにします。
  鍋で湯を沸騰させ、かぶの葉の軸の部分から先に湯につけ、しんなりしたら全体を湯に沈めてさらに30秒ほど茹でます。ザルに上げてすぐに冷水にさらし、水を切って約3cmの長さに切ります。
  Aに塩をふり、手でもんで10分ほどおき、水で洗って絞ります。
  @とBを甘酢に漬けて5分ほどおいて味を馴染ませます。柚子の皮の千切りを散らします。
食材の使い方と料理のポイント
   かぶは皮や葉にも食物繊維や栄養素が豊富に含まれています。無駄にせず食べるようにしましょう。
 かぶの根の皮だけを使っても、美味しく作ることができます。

黒ゴマきなこミルクのレシピ
材料(2人分) 1人あたりの栄養価
 
牛乳 400cc
きなこ 小さじ2杯
黒すりごま 小さじ2杯
蜂蜜 小さじ2杯
カロリー 191.8kcal
食物繊維 1.0g
作り方
  きなこ、蜂蜜、黒すりごまをカップに加えてよく混ぜ合わせます。
  小鍋に牛乳を入れて弱火で温め、@に少しずつ牛乳を加えていきながら、良く混ぜ合わせます。
食材の使い方と料理のポイント
   ホッと一息、リラックスドリンクです。安眠効果のあるホットミルクに、黒ゴマときなこの香ばしい風味をプラスしてリラックスしましょう。
 食物繊維やビタミンEなどが含まれる黒ゴマときなこを使用し、オリゴ糖が含まれる蜂蜜でほんのり甘味をつけます。オリゴ糖は腸内の善玉菌のエサとなり、善玉菌を増やすと言われています。

黒豆茶のレシピ
材料(2人分) 1人あたりの栄養価
 
黒豆 大さじ2杯(30g)
400cc
カロリー 20.9kcal
食物繊維 0.9g
作り方
  油をひいていない鉄鍋で、黒豆を約20分以上、弱火で炒ります。空焚きに近い使い方をするため、テフロン加工の調理器具は使用できません。皮がはじけて中の豆も茶色に色づき、香ばしく香ってくるのが目安です。
  ティーポットに黒豆と湯を注ぎ、色が出るまで4分〜5分、蒸らします。
食材の使い方と料理のポイント
   ホッと一息、リラックスドリンクです。黒豆には、ファイトケミカルのアントシアニンが豊富に含まれています。気長に炒って、香ばしい香りを楽しみ、さらに豆の甘味を味わいましょう。
 黒豆は油をひかずに炒ってください。常温で約2週間、保存が可能です。飲み終わった後に残った黒豆は、そのまま食べることもできます。お米と一緒に炊けば、炒り豆ご飯としても食べることができ、栄養も無駄なく摂れます。

柚子茶のレシピ
材料(2人分) 1人あたりの栄養価
 
柚子 2個
蜂蜜 150g
熱湯 適量
カロリー 59.3kcal
ビタミンC 9mg
作り方
  柚子の皮を剥いて千切りにし、熱湯でさっと1分間茹で、水を切ります。
  柚子の実を絞ります。
  密封容器に@の皮と、Aの果汁、タネを入れ、蜂蜜を加えて半日以上おきます。
  Bからタネを取り除き、お好みの量をカップに入れ、3倍〜4倍を目安に熱湯で割ります。
食材の使い方と料理のポイント
   ホッと一息、リラックスドリンクです。柚子にはビタミンやミネラルが多く含まれています。香りにはリラックス効果や血行を促す作用があると言われています。
 柚子の皮には、ビタミンCが果肉の約4倍も含まれていますので、皮も食べるようにしましょう。一度茹でることで苦味が減少します。柚子のタネからも香りのエキスが出ますので、皮や果汁と一緒に蜂蜜に漬けてください。余った場合は、冷蔵庫で約1週間保存できます。

ホットワインのレシピ
材料(2人分) 1人あたりの栄養価
 
赤ワイン 360cc
オレンジスライス 2枚
メープルシロップ 小さじ2杯
シナモンパウダー 少々
カロリー 150.7kcal
ビタミンC 4mg
作り方
  鍋に赤ワインを入れて強火で熱し、底面にプツプツと泡が出てきたら湯気が出ないくらいまで火を弱め、そのまま1分間ほど加熱してアルコール分を軽く飛ばします。加熱しすぎると香り、風味、アルコール分が飛び過ぎてしまいます。また、熱いと飲みづらいので、60℃くらいが適温です。
  @の火を止めて、メープルシロップを入れてかき混ぜます。
  Aをカップに注ぎ、オレンジスライスを入れて、シナモンパウダーをふりかけます。
食材の使い方と料理のポイント
   ホッと一息、リラックスドリンクです。ポリフェノールが豊富なワインをほんのり温めて、寒い冬にピッタリの飲み物です。
 アルコール分を飛ばすので、お酒に弱い人でも比較的飲みやすくなります。シナモンの辛味成分には血行を促す作用があり、香りは気分を高める作用があると言われています。

参考ページ
気を付けたい病気
  痔には便秘は大敵です。便秘を改善・解消してくれる食事療法とは。
 家庭の医学:便秘の食事療法とは?
代表的な痔の症状を解説しています。
 家庭の医学:内痔核・いぼ痔とは?
 家庭の医学:血栓性外痔核とは?
 家庭の医学:裂肛とは?
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