カテーテルは天然ゴムや高分子化合物で作られています。表面にはシリコンやシルバーを塗布し、細菌の感染を予防する工夫がされています。通常は通路が2本あります。1本は尿を体外に導くためのものです。もう1本は、先端部にバルーンと呼ばれる風前状のものが取り付けられており、滅菌水(めっきんすい)で膨らませるためのものです。
バルーンが膀胱内で膨らむと、カテーテルは引き抜くことができなくなります。
人によっては、カテーテルの留置で尿道や膀胱が刺激され、苦痛をともなうことがあります。その場合、鎮痛薬などで対応します。 |