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漿液性・粘液性・膿性 |
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 結膜炎の眼脂には、漿液性（しょうえきせい）と呼ばれるサラッとした水のような眼脂。粘液性と呼ばれるネットリとした眼脂。膿性（のうせい）と呼ばれるクリーム状の眼脂などの種類があります。
漿液性眼脂は、ウイルス性結膜炎で多くみられます。粘液性眼脂は、アレルギー性結膜炎 で多くみられます。膿性眼脂は細菌感染で多くみられます。など、膿性眼脂が多量に出るような状態は、膿漏眼（のうろうがん）と呼ばれます。 |
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眼脂の顕微鏡検査 |
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しかし、眼脂の状態だけで結膜炎の原因を特定することはできません。
眼脂を顕微鏡で検査し、含まれている白血球細胞の種類が特定できれば、結膜炎の原因をある程度特定することができます。
単核球が多ければウイルス性、多核白血球が多ければ細菌性、好酸球が多ければアレルギー性と診断します。 |
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清潔を心がけて |
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眼脂が出ていると、ネバネバしていて不快な上、物が見えにくくなります。水でぬらしたティッシュペーパーやコットンで軽くふき取るようにしましょう。
その後、石鹸でしっかりと手を洗い、清潔を心がけます。 |
急性結膜炎
急性結膜炎の概要は？
充血
急性結膜炎には、非常に多くの原因があります。
結膜とは？
結膜とは、眼球の白眼を覆っている眼球結膜（がんきゅうけつまく）、上下で折れ返って上下眼瞼（がんけん、まぶたのこと）の裏側までを覆う粘膜のことです。
急に、片眼、または両眼に結膜の充血が起こり、目やに（眼脂）が出てきます。一見、ゼリー状にみえる水ぶくれの、結膜の浮腫が起こることもあります。
急性結膜炎には多くの原因があるので、それぞれの症状を深く診断していく必要があります。
アレルギー性では、症状が強ければステロイド薬の点眼を行います。症状が弱ければ、非ステロイド性の抗アレルギー薬、消炎薬、消炎酵素薬の点眼を行います。
なるべく早めに、眼科医の診察を受けるようにしましょう。
