低木帯の林の周りなどに生息するもっとも普通に見かけることのできるカマキリの仲間。市街地でも見かけることができます。
大きさは70mm〜90mmになります。後翅に紫褐色の斑紋があり、飛ぶときに目立ちます。体色は緑色型と淡褐色型があります。威嚇するときは、前脚を上げ、後翅を広げます。
幼虫は成虫に似た姿をしています。
越冬形態は卵嚢に包まれた卵です。卵嚢は急激な温度の変化から卵を守る働きを持ちます。卵嚢は球形に近い盛り上がった形をしています。
食べ物は、幼虫・成虫ともに、他の昆虫を捕らえて食べます。草や木の枝の上など、足場の安定したところで獲物を待ち伏せして捕らえます。
生活型は、卵→幼虫→成虫の不完全変態(小変態)を行います。
|