平地の樹上、果樹園などに生息する、キリギリスの仲間。
体長は翅端まで入れると42mm〜58mmになります。体は緑色で、翅は歯の形に似ています。オスの尾毛は太くて短く、末端は内側に急曲して鋭く尖っています。産卵管は短く、幅が広いです。後半は表面に数条の歯列があり、上下両縁ともノコギリ歯状で、上縁は後半斜に切断されます。
幼虫は、成虫に似た姿をしています。
越冬形態は、卵です。
食べ物は、木の葉を食べます。
生活型は、卵→幼虫→成虫の不完全変態(小変態)を行います。太くて鎌のような産卵管を使用し、木の枝を縦に裂き、その中に卵を産み付けます。この時にできた傷がささくれ立ち、クワや果樹に害を与えることもあります。
鳴き声は、グルル・・・と、小さく鳴きます。
飛翔力が高く、良く飛びます。山地に生息するクダマキモドキは、ヤマクダマキモドキと呼ばれ、別種として区別されています。 |