林に隣接する草地などに生息するキリギリスの仲間。
体長は56mm〜65mmになります。体は緑色か褐色ですが、まれに紅色もあります。頭部の前半は比較的太く、先端は丸く突出します。口の周囲は赤みを帯び、大顎は大きく発達します。メスの産卵管は剣状です。
越冬形態は成虫です。
食べ物は植物食を好む雑食性です。ほかの昆虫類、イネ科の植物の若い芽などを食べます。
生活型は、卵→幼虫→成虫の不完全変態(小変態)を行います。7月に卵からふ化し、10月頃に成虫になるとそのまま越冬します。5月〜6月に交尾し、産卵を行います。
鳴き声はジー、またはヴィーです。
夜行性です。
良く似た仲間にオガサワラクビキリギスがいます。 |