雑木林の内部、林縁、公園などに生息するコガネムシ。
体長は20mm〜25mmになります。体は暗緑色、または銅色で、かすかな緑色光沢があります。上翅の白紋は点状に散在します。頭楯の中央は点刻がまばらで、前縁は上反します。前胸背の点刻は、中央付近で小さくまばらで、側縁付近では大きくなります。翅端会合部はかすかに突出しますが、鋭くはありません。
幼虫はいも虫形です。
越冬形態は幼虫ですが、まれに成虫でも越冬します。
食べ物は樹液などで、ブラシ状の口で樹液を吸い取ります。夜間に林内を飛び回り樹液に集まります。また、灯火にも集まります。幼虫は土中で、腐食土を食べます。
生活型は、卵→幼虫→さなぎ→成虫の完全変態を行ないます。
近似種には、上翅端が突出したシラホシハナムグリなどがいます。
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