ルリモンハナバチの成虫

[和名・種類]

ルリモンハナバチ

[学名]

Thyreus decorus

[英名]

-

[名前の由来]

瑠璃紋花蜂。青色の模様をしたハナバチのこと。

[分布]

本州〜九州

[科名]

ハチ目ミツバチ科

[体色]

黒色

[時期]

９月・１０月・１１月

[特徴・生態]

　草原などに生息するミツバチの仲間。
　体長は13mm〜14mmになります。体は黒色で、青緑色の良く分枝した短毛からなる斑紋、もしくは横帯があります。腹部の横帯は中央部で切断されていて、毛は薄く、輪郭がぼやけた感じになります。翅は基部を除いて、強く褐色に曇ります。
　幼虫は、ケブカハナバチ、スジハナバチに寄生します。蜂の巣に侵入して産卵し、幼虫は成虫が集めてきた餌を横取りして成長する労働寄生をします。
　食べ物は、花粉や花の蜜を食べます。
　生活型は、卵→幼虫→さなぎ→成虫の、完全変態を行います。
　最近では、ミツバチ科ではなく、コシブトハナバチ科に分類されているようです。希少種のため、幸せを呼ぶ青い蜂と呼ばれることもあります。

[観察・感想]

　ミソハギの花の蜜を吸いにやって来た、ルリモンハナバチの成虫の写真です。
　ミソハギの花って、蜜を豊富に出すんですかねー。それとも、ミソハギの花の形や色が、昆虫を集めるのに効果的なのでしょうか。ミソハギの花には、ミツバチの仲間などが訪れる姿を見かける機会が多いですね。
　動きが速いので、写真を撮るのは大変なんだけど。あらかじめピントを合わせておいて、昆虫がやってくるのをひたすら待ち続けるしかないですねー。昆虫がやって来てからシャッターを押してピントを合わせても、ピント合わせに時間がかかってしまうので、写真撮影が間に合わないです。
　ルリモンハナバチは、見かけることの少ないミツバチだと思います。青い色をしたハチなんて、なんだか南国の昆虫みたいですね。生息している場所は、かなり限られていると思います。レア物です。

[写真撮影]

----年--月--日

[関連ページ]