野原や林内に生息するオオホシカメムシの仲間。
体長は15mm〜19mmになります。橙褐色の地に、黒色の大紋を持ち、微毛が密布します。頭は暗赤色です。単眼を欠き、オスの前胸背前葉は大きく、著しく背面に膨出します。前胸背後葉、小楯板、半翅鞘は黒色で、点刻で覆われています。前腿節はとても太く、下面に刺状突起が2列並びます。メスの第7腹板は、正中線に沿って裂けます。
越冬形態は成虫で、樹林内の林床の落ち葉下などで単独で越冬します。
アカメガシワの花の汁、ミカンの汁などを吸います。
卵→幼虫→成虫の不完全変態(小変態)を行います。
夏期には灯火に飛来します。良く似た仲間に、本種より小型なヒメホシカメムシがいます。 |