低地から低山の樹林や市街地に生息するセミの仲間。
大きさは29mm〜31mm、翅端までは45mmになります。比較的前翅が長く、体はやや小型でスマートです。
幼虫は終齢幼虫では、大きな前脚を持ちます。
越冬形態は卵、または幼虫です。
成虫、幼虫ともに、食べ物は樹液です。
生活型は卵→幼虫→成虫の不完全変態(小変態)を行います。抜け殻はやや細長い感じになります。
鳴き声はツクツクオーシと鳴きます。セミの鳴き声には2種類の意味があり、ひとつは雄同士のコミュニケーション、もうひとつは雌を呼ぶための求愛手段として鳴きます。そのため、種類によって鳴き声や鳴く時間帯も異なります。午後遅くなればなるほど盛んに鳴き、日没直後に最高潮に達します。 |