打ち上げられたカコボラの貝殻の写真です。
やや古いカコボラの貝殻みたいです。貝殻の先端部分は、欠けてなくなっていました。カコボラはかなり頑丈な貝殻なので、貝殻が割れるってことは、かなりの長期間、波に洗われていたんじゃないかなーと思います。しかも、強い波に流されたりしていたんだと思います。
カコボラくらいの大型の貝殻になると、完全な形で打ち上げられることはとても少ないです。それでもカコボラは、貝殻が頑丈なので、ほぼ完全な形で打ち上げられていることが多い方になります。
打ち上げられる貝殻を集める欠点としては、どこかが欠けていたりとか、貝殻本来の色や艶が失われてしまっていることが多いことかなー。利点はといえば、収集しやすいことと、表面の皮が剥がれていることが多いことかな。あとは、中身の肉が亡くなっていることが多いので、悪臭被害に遭わないで済むことかなー。カコボラの貝殻の本来の姿は、貝殻に皮が被っています。標本を作る時は、この殻皮が厄介なんですよ。剥がさないといけないんだけど、簡単には剥がれなくて・・・
本当に貝殻が好きな人は、生きた貝を採取して、標本を作るんだけど。自分は打ち上げられた貝殻を拾って、樹脂でコーティングしてツヤを出して標本にしています。完全に邪道です(^^ゞ
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