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イモガイの一種


イモガイの一種
[和名・種類]

イモガイの一種

[学名]

Conus

[英名]

Cone shell, Cone snail

[名前の由来]

芋貝。貝殻の形がサトイモににていることから。

[分布]

世界各地の暖流域

[科名]

巻貝綱(腹足綱)バイ目(新腹足目)イモガイ科

[特徴・解説]

 潮間帯〜深海に生息する巻き貝の仲間。熱帯域のサンゴ礁に多く生息し、世界では約500種が生息しています。日本では鹿児島以南に多く生息し、約110種が生息しています。
 殻は円錐形で、螺塔が低く、殻口が狭いです。殻長は最大で23cmになります。
 肉食性で、小魚、ゴカイ、他の貝類を捕食します。歯舌が特化した神経毒の毒腺が付いた銛を使い、他の動物を刺して麻痺させて食べます。銛は抜けづらいように、返しが付いています。毒は種類によって異なり、アンボイナなどは強い毒を持っており、ヒトが刺されて死亡することもあります。
 磯遊びやダイビングでは、注意が必要な生物です。受傷直後は痛みがなく、しばらくしてから激痛に襲われ、めまいや嘔吐、麻痺、呼吸不全などが起こります。治療のための血清はなく、対症療法を行います。また、イモガイの毒は医療分野で新薬開発の研究に使われています。貝殻が綺麗で希少性もあり、コレクションとして人気があります。

[観察・感想]

 イモガイの一種。種類は良くわからないです、だって、原型がしっかりしてないから・・・。ヤキイモとか、ヒラマキイモかなーなんて思うのですが、あまりテキトーに種類を特定するのも良くないかなーなんて気がして。もし種類をご存知の方がいましたら、ご一報ください。
 三浦半島にはイモガイの仲間はあまり生息していないので、珍しい貝殻を見付けることができたなって思いました。種類の特定ができればもっと良かったんですが、自分の知識ではイモガイの仲間だろうという程度しかわかりませんでした。しかも、写真で見ると大きく見えるかもしれませんが、実物はかなり小さいんですよ。
 貝殻拾いをしていても、珍しい貝殻が拾える機会は少ないですね。1日に1個、見付けられればかなりラッキーです。実際には何度も通って、やっと1個見付けられるって程度です。貝殻そのものを拾うことができないこともあるし、ほとんどの場合はいつもと同じ貝殻しか拾えないですね。
 色々な場所に行って、自分だけの秘密の場所を見付けるのが良いのかもしれないなーって思っています。まだ見付けられないんだけど。

[写真撮影]

2009年03月28日

野比海岸
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