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 ベニオキナエビスガイ
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ベニオキナエビスガイ

[名前・種類] ベニオキナエビスガイ
[学名] Mikadotrochus hirasei
[英名] Hirase's slit shell
[名前の由来] 紅翁戎貝。
[分布] 紀伊半島以西、高知県・五島列島・沖縄付近
[科名] 巻貝綱(腹足綱)オキナエビスガイ目(原始腹足目)オキナエビスガイ科
[特徴・生態]  水深50m〜100mに生息するオキナエビスガイ。
 殻高は9cm〜11cm、殻径は10cm〜12cmになります。円錐形で、螺層は12階、底はほぼ平らです。殻表は白色〜黄色で、あずき色の色帯が成長脈にそって走ります。小さな粒が並んだ細かい螺肋が各層全面にあり、オキナエビスガイよりも多くなります。殻口の外縁には細く長い切れ込みがあります。蓋は褐色で丸く、多旋型です。
 深海底引き網漁でとれることがあります。
 かつては日本近海とアメリカ東海岸に数種しか存在しないと考えられ「生きている化石」と呼ばれていました。近年では西太平洋・東太平洋から約30種が見付かり、系統上からも「生きている化石」と呼ばれるほど古い種ではないことがわかりました。
[感想]  希少な貝殻で、普通は手に入らないですねー。購入するとしたら5,000円くらいで売られていることがあるかな?状態やサイズによっては1万円以上で売られているかもしれないですねー。貝殻コレクターなら、どうしても欲しい貝殻のひとつですね。あと、オウムガイ。
 深い海に生息しているっていうだけじゃなくて、もともと個体数が少ないみたいです。だから手に入る機会がほとんどない貝殻なんですよねー。さらに綺麗な模様をしているし。
 欲しい貝殻のトップクラスに位置する貝殻です。
[写真撮影] 2007年09月26日
[関連ページ]
横須賀市自然人文博物館
横須賀自然人文博物館
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