[和名・種類] |
ウスカワマイマイ |
[学名] |
Acusta despecta sieboldiana |
[英名] |
Siebold's globular snail |
[名前の由来] |
薄皮蝸牛。殻が薄いことから。 |
[分布] |
日本各地 |
[科名] |
マイマイ目オナジマイマイ科 |
[特徴・生態] |
畑や庭などで普通に見られるオナジマイマイの仲間。
殻高は約2cm、殻径は約2.5cmになります。球状で、螺層は5.5階、螺管は急に増大して体層は大きくなります。質は薄いです。表面は淡黄色〜紫褐色で、色帯はなく、成長脈がはっきりとしています。殻口は大きくて丸く、縁は厚くなりません。臍孔はせまく開いています。
軟体は黄白色で、外套膜に不規則な黒斑が現れる場合があります。触角と眼は灰色です。
夜行性で、日没後と夜明け前に活動し、野菜や草花などを食べます。
春と秋、地面に産卵します。
海岸のハマユウなどの根元付近にも多く見られます。野菜を食べる害貝とされています。 |
[レポート] |
ウスカワマイマイの写真です。
日中なので、木に張り付いて、休憩中です。夜になると、活動を始めます。陸貝は夜行性の種類が多いですね。昼間だったり、湿度の低い日、天気の良い日は、活動していないことが多いみたい。
たぶん、ウスカワマイマイでいいんじゃないかなーと思うんだけど。見分けの自信なしです。カタツムリの見分け方、どうも良くわからなくて・・・。特徴と一番良く似ているのがウスカワマイマイだったので、ウスカワマイマイとしたのですが。貝殻の模様が、ちょっと微妙な感じがします。ナンバンマイマイ科のニッポンマイマイかとも考えたのですが、貝殻の形がやや異なるようだし。
陸貝は種類が多いわりに、変化が小さいので、見分けるのに苦労します。貝殻の模様が違うのに同じ種類だったり、貝殻の模様が同じなのに違う種類だったりすることもあるので。
かといって、海の巻き貝の見分けができるのかというと、海の巻き貝の見分けもできないんだけどね(^^ゞ |
[写真撮影] |
2008年06月19日 |
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