[和名・種類] |
ウスカワマイマイ |
[学名] |
Acusta despecta sieboldiana |
[英名] |
Siebold's globular snail |
[名前の由来] |
薄皮蝸牛。殻が薄いことから。 |
[分布] |
北海道・本州・四国・九州・沖縄 |
[科名] |
マイマイ目オナジマイマイ科 |
[特徴・生態] |
畑や庭などで普通に見られるオナジマイマイの仲間。
殻高は約2cm、殻径は約2.5cmになります。球状で、螺層は5.5階、螺管は急に増大して体層は大きくなります。質は薄いです。表面は淡黄色〜紫褐色で、色帯はなく、成長脈がはっきりとしています。殻口は大きくて丸く、縁は厚くなりません。臍孔はせまく開いています。
軟体は黄白色で、外套膜に不規則な黒斑が現れる場合があります。触角と眼は灰色です。
夜行性で、日没後と夜明け前に活動し、野菜や草花などを食べます。
春と秋、地面に産卵します。
海岸のハマユウなどの根元付近にも多く見られます。野菜を食べる害貝とされています。 |
[感想] |
殻の薄いカタツムリ。殻が薄いから、ウスカワマイマイっていうのかな?名前の由来までは図鑑に載っていなかったので、わかりませんでした。いつかきっと、わかる日がくるでしょう。
ウスカワマイマイは柑橘類の果実をかじったりとか、庭木の葉をかじったりとかして、害虫扱いされています。園芸家にとっては、扱いはナメクジと同じですかねー。まあ、ナメクジよりは見た目的に抵抗感が少ないから、ナメクジよりはマシという程度でしょうか(^^;)
消石灰をまいたりするけど、基本的には捕殺するしかないですねー。夜に懐中電灯を頭に付けて、割り箸と紙コップを使って取るのが効果的かな?天敵のマイマイカブリを捕まえてきて、放ってみるとか・・・ |
[写真撮影] |
2007年09月26日 |
[関連ページ] |
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