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ハナビラダカラ


ハナビラダカラ

[和名・種類]

ハナビラダカラ

[学名]

Cypraea annulis

[英名]

Gold ringer cowry

[名前の由来]

花弁宝。
別名、ハナビラダカラガイ(花弁宝貝)。

[分布]

男鹿半島・房総半島以南

[科名]

巻貝綱(腹足綱 )ニナ目(中腹足目)タカラガイ科

[特徴・生態]

 潮間帯のサンゴ礁や岩礁に普通に生息するタカラガイの仲間。
 殻高は約3cm、殻径は約2.2cm、背腹径は約1.5cmの卵円形になります。質は厚くて、硬いです。背面は丸く高まり、平滑で光沢があります。灰白色で、両側に沿って橙色の細い帯があり、前後端で近付き、時に輪状になります。若い個体には輪状の模様はなく、キイロダカラに良く似ています。両側の滑層は厚くなって、側方へ張り出します。殻口には11〜13の歯が、内外唇にあります。
 サンゴ礁に多く生息し、時に岩礁のくぼみに大集群が見られることもあります。
 古代、インド洋・西太平洋の貝貨の主流は、キイロダカラとハナビラダカラが使用されていました。

[観察・感想]

 ハナビラダカラガイの写真です。
 とても綺麗なタカラガイの一種です。タカラガイにある花びらのような模様がとても綺麗で、私にとっては長年の憧れのタカラガイという存在でした。図鑑や博物館でしか見たことのない貝殻でした。
 そんな憧れの存在だったタカラガイを、なんと沖縄に住んでいる人からプレゼントしてもらっちゃいましたー。こんなに貴重なものをもらってもいいのかなーって思ったんですが、沖縄では普通に拾える貝殻らしくて。さすがに沖縄、東京湾内でセコセコと貝殻拾いをやっている私とは違って、綺麗な貝殻が打ち上げられているんですねー。
 貴重な貝殻なので、長期保存できるようにアクリル樹脂を塗り付けたのですが。保存処理に失敗してしまったー。貴重品だからたくさん塗っておこうと思っていたら、塗りすぎてしまって・・・。う、う、うぅー、せっかく送ってもらったのに、申し訳ない!!

[写真撮影]

2008年05月26日

ハナビラダカラ
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