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 オランダミミナグサ
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オランダミミナグサ

[名前・種類] オランダミミナグサ
[学名] Cerastium glomeratum
[英名] Sticky mouse ear
[名前の由来] 阿蘭陀耳菜草。ヨーロッパ原産のミミナグサのこと。
[分布] 日本各地
[科名] ナデシコ科ミミナグサ属
[花色] 白色
[花期] 4月5月
[特徴・解説]  日当たりの良い道端、田畑などに普通に生えるヨーロッパ原産の越年草。日本各地に広く帰化しています。
 全体に黄色の開出毛を密生し、茎は数本が群がって、高さ10cm〜60cmになります。
 茎先に白色の5弁花をつけ、花弁の先端は2裂します。花柄は短く、花は密集してつきます。
 葉は楕円形です。
 果実は円柱形のさく果です。
 明治時代末期、牧野富太郎が初めて日本で確認されました。その後、急速に広がり、現在では日本各地に帰化しています。日本在来のミミナグサは、都市部近郊ではほとんど見かけなくなりました。
[感想]  うちのベランダ園芸の植木鉢に生えている雑草クンです。どこからやってきたのかわかりませんが、植木鉢にたくさんのオランダミミナグサが生えています。ナデシコ科の雑草は雑草抜きをすればある程度の効果が得られるので、雑草対策はラクな部類に入るかなー。厄介なのは、カタバミのように増殖していくタイプの雑草と、オニタビラコのように根が深く伸びる雑草ですね。取っても、取っても、しばらくするとまた増えてしまいます。
 オランダミミナグサって、あまり開花しないんですよねー。写真を見てもらうとわかると思うんですが、花弁の先が袋状に閉じられているんですよ。花が開いたとしても、先の方だけが開く程度で、ハコベのようにしっかりと花が開くことって少ないんですよねー。
 季節、株、時間、栄養状態によって、変化があるのかもしれませんが。花が開花しないようにチャックが付いている、不思議な植物、オランダミミナグサ。
[写真撮影] 2008年01月06日
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