マレー地方原産の多年草の根菜。
80cm〜120cmの葉柄のある大きな葉を多数群生します。
根茎は多くの節があり、肥大して、芋状になります。小芋はほとんど付かず、親芋が竹の子のように地上に突き出ます。芋は円筒形で大形で、長さ40cm〜60cmになります。
淡黄色の細長い仏炎苞を伸長させます。仏炎苞内で肉穂花序を作ります。
葉は大型で、長い葉柄があり、長さ60cm以上の広卵形になります。表面は水をはじき、水滴状になります。
明治時代に導入された台湾芋から作られた、サトイモの品種のひとつです。ほとんどが宮崎県で栽培され、11月〜3月に流通します。煮物、揚げ物など、過熱して食べます。良く似た品種に、京野菜のエビイモ(海老芋)があります。
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