アフリカからアジア原産の多年草。
地際から花茎を伸ばし、高さ10cm〜50cmになります。
枝先に頭花を1個つけ、花径は4cm〜12cmになります。舌状花は桃色、赤色、白色、黄色、緑色、橙色など豊富です。
根生葉は、葉柄は長さ10cm〜15cm、葉身は15cm〜30cmの長楕円形〜しへら形です。縁は羽状に裂け、表面は深緑色で毛はなく、裏面は綿毛が生えます。
南アフリカを中心に、約40種が分布しています。ヨーロッパで盛んに品種改良が行われ、2000種以上の園芸種が存在します。日本には明治時代末期、観賞用として渡来しました。観賞用として栽培されるほか、花もちが良いためフラワーアレンジメントにも使用されます。園芸種は大別すると、大きく切り花向きの高性種、鉢花向きの矮性種があります。
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