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レッドロビン


レッドロビン
[和名・種類]

レッドロビン

[学名]

Photinia × fraseri

[英名]

Red robin

[名前の由来]

れっどろびん。
別名、ベニカナメモチ(紅要黐)。赤いカナメモチのこと。

[分布]

ニュージーランドで作出

[科名]

バラ科カナメモチ属

[花色]

白色(葉:赤色に掲載)

[花期]

5月6月

[特徴・解説]

 日本原産のカナメモチとオオカナメモチの交雑種から作られた園芸品種です。
 高さ4m〜10mになる常緑高木です。樹皮は暗褐色です。
 葉は互生し、カナメモチより大形で、葉身は長さ8cm〜16cmの長楕円形〜倒卵状楕円形です。カナメモチでは葉柄には茶色の点状の鋸歯の痕跡がありますが、レッドロビンにはありません。ふちには刺状の細かい鋸歯があります。革質で表面には光沢があります。若葉は鮮やかな赤色です。新葉が展開した後、古い葉は紅葉して落ちます。
 花は直径約10cmの複散房花序に、白色の小さな花を多数つけます。花は直径6mm〜8mm、花弁は5個です。
 果実は直径約5mmの梨状果ですが、あまり結実しません。秋になると紅色に熟します。
 剪定や乾燥に強く丈夫なため、生け垣に利用されます。鮮やかな赤色は、アントシアニンが含まれているためです。

[観察・感想]

 レッド・ロビンの生け垣です。新芽が燃えるような赤色に染まっていました。
 春になるといつも感じるのですが、レッド・ロビンの生垣は綺麗ですね。鮮やかな赤色で、遠くから見てもとても目立ちます。生け垣といえば、レッド・ロビンではないかなって思うくらい人気があります。
 レッド・ロビンが出回るようになったのは、わりと最近のことなんですよ。それまでのベニカナメモチも生け垣に使われていたんですが、次第に廃れていってしまったみたいです。やや育てづらい性質があったみたいです。その後、ニュージーランドで品種改良されたベニカナメモチが、このレッド・ロビンになります。レッド・ロビンの登場によって、一気に広まりました。
 大きくなると管理が大変になるので、定期的に剪定を行います。剪定を行うタイミングは、新葉が緑色になってからが良いんじゃないかなと思います。赤色のうちに剪定を行うのは、もったいない気がします。剪定をしてしばらくすると、また赤色の新葉が展開してくれます。季節外れの赤色の生け垣があったら、剪定を行った後っていうことになります。

[写真撮影]

2009年03月31日

横須賀市長沢
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レッドロビン
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レッドロビン
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