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 ドイツスズラン
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ドイツスズラン

[和名・種類] ドイツスズラン
[学名] Convallaria majalis
[英名] Lily of valley
[名前の由来] 独逸鈴蘭。
[分布] ヨーロッパ原産
[科名] ユリ科スズラン属
[花色] 白色
[花期] 4月5月
[特徴・解説]  山地や草地に生える、ヨーロッパ原産の多年草。
 横に太い地下茎を伸ばし、先端に葉芽を付けて増えます。
 葉は長楕円形で根生し、高さ約25cmになります。基部は長い鞘となります。
 葉腋から長さ15cm〜20cmの花穂を伸ばし、約10個の白色花を総状につけます。花は直径約1.2cmの広鐘形で、先端は6裂して反り返り、芳香があります。園芸種には桃色花、紅色花の品種もあります。
 果実は直径約1cmの液果で、秋に赤く熟します。
 有毒植物です。日本在来種のスズランと比べ、大型で、花の香りが強く、花茎が葉と同じかそれ以上に伸びます。栽培されてるスズランのほとんどはドイツスズランで、日本在来種はほとんど流通していません。日当たりの良いやや湿った場所を好みますが、高温を嫌うので、地植えの場合は半日陰に植栽します。
[レポート]  ドイツスズランの花の写真です。
 ドイツスズランと言っても、普通に「スズラン」と言えば、ドイツスズランのことを指します。日本の在来種のスズランは、栽培されることもほとんどなく、山地や高原などに行かないと生えていないので、目にする機会はほとんどないと思います。私も数十年以上前から育てていますが、それでも在来種のスズランではなく、外来種のドイツスズランです。
 ドイツスズランは丈夫で育てやすく、日陰を好む植物です。日当たりの悪い場所でも育てることができる植物のひとつです。しかもジメジメっとした場所を好むので、日本の気候に適していると思います。
 こんなに可愛らしい花を咲かせるスズランですが、実は有毒植物です。意外と強い毒を持っており、食べると危険です。花言葉は「一撃必殺」です、たぶん違う・・・(^^;)
[写真撮影] 2008年05月01日
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